中山旧国道(薄別) の記録    '201004


薄別川にある取水ダムを出発。林道・林道跡経由で、国道の対岸に残っている旧国道へ。
旧国道を2.4km歩いて。林道を下り定山渓トンネルの中山峠側出口まで歩きました。

ダムは林道分岐の先にあるが、分岐の場所に頑丈な門扉があり、立入禁止。
正式名称は「薄別川取水堰」、直径2.7mの導水管で定山湖に水力発電用水を送っているらしい。
2009年にダム下流1.8kmから林道を歩いた時にはダムのそばまで行け、施設を撮影出来たので、門扉はその後に設置か。
分岐から200mぬかるみの林道を下流方向へ歩くと、林道が崩落した崖の上に出る。
林道脇に付いている鹿道をたどって河原に下り、50mnの河原歩きで、対岸の林道跡を発見。
川の水量は取水のため少なく、渡渉は容易。今回はピン付き長靴だったが登山靴でも可。

渡渉から標高480mのヘアピンカーブまでの林道跡は路面の痕跡がハッキリしない。
ヘアピンカーブ地点は沢水で林道がえぐられ、「通行禁止」の看板が残存。
そこから先は、手入れは悪いが、SUV車なら通行可能程度の状態の林道。
地図の林道と一致で、先の見通しが付き、淡々と林道歩き。
天候は曇り。路面の草は短く、道脇の背の高い草や笹は邪魔にならない。
ヤマブドウ、ヤマモミジなどが色づき始めているが、森全体の紅葉はまだこれから。

川から標高差200mを登り切って、旧国道に出る。
さすがにこちらは幅が広く、路面整備・草刈りもしっかり。
そのため、路上のクマの糞が目に入るようになる、それなりの頻度であちらこちら。
未消化の木の実が混在していおり、実りの秋の到来。一方、道脇の倒木にはキノコが目立つ。
樹木の間からさっぽろ湖と定山渓ダムを確認。

旧国道歩きは約2.6km。道路脇に電柱が立つ場所まで来ると、まもなく、トンネル出口へ下りる林道との分岐。
こちらの林道は旧国道と同等な整備良好の状態で、通行量が多いためか、クマの糞は見当たりませんでした。


出発8:30 取水ダムの林道から旧国道到着9:35 旧国道からトンネルの林道到着10:25 トンネル出口到着10:50




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