神威岳 の記録    181014


定山渓の手前、百松橋から入る人気の山だが、橋が車両通行止めとなり素通りしていた。
紅葉の時期となり、景色を楽しもうと行ってきました。

車は百松橋から札幌方向へ260mに入口のある道路跡らしき砂利道の路肩に駐車。
公認の駐車場ではないが、東西に延びた道に10台以上は駐車できそう。
本来の駐車場まで約1.2km余分に歩くことになる。
先客は6台。そのうち3台は烏帽子岳へも向う登山者と推測。
天気は快晴に近い好天気だったが、徐々に悪化、頂上手前では弱いながら雨。
巖望台付近で会った10人近いパーティは、雷の音で下山したとのこと。

林道や登山道など、ルートの様子は、 2015年6月とほぼ同様だが、今回は紅葉時期なので広葉樹の景色が違う。
林道脇の広葉樹は紅葉が始まったばかり。林道間をショートカットする連絡路は人工林の中のため、紅葉は僅か。
登山道に入りすぐのトラバースは人工林の中、笹など下草が視界を遮らないので、谷の紅葉の様子が透けて見える。
トラバース途中で枝沢を通過するため急斜面の下り登りがあるが、前回は無かったロープが設置されていた。安全性向上。

トラバースから標高450mで、北から西へ方向変換し斜面登りになる。
斜面登りはすぐに尾根登りに移行。標高710mのちょとした広場の「見晴台」まで、標高差200m近い急登。
尾根の登山道では周囲の木々が紅葉。右手の谷とその先の斜面も枝を透かして紅葉風景。
「見晴台」はその名前とは裏腹に、樹木の枝が張出し、見晴らしがスッキリしない。

見晴台の先、頂上直下の急坂に至るまでは緩い傾斜の歩きを楽しめる道。
ただ、獣の臭いが繰り返し出て来て、冬眠を前に餌場確保=縄張り主張のマーキングなのかと想像。
その途中頂上から見晴台続く尾根とP832mからの尾根の接続点斜面に「巖望台」。
巖望台の見晴らしはスッキリ。神威岳頂上と直下斜面が見渡せ、谷の向こうには砥石山が横に広がっている。

神威岳山頂直下の尾根登りは、周囲の紅葉と時折の展望で、急坂ながら気を紛らしつつゆっくり登高。
急坂の先は山頂西のトラバースから岩肌よじ登りのロープ場、烏帽子岳分岐に出ると、頂上はすぐ。
頂上広場は紅葉時期なのに無人。雨模様で展望はさっぱり。
下山の道で交差したのは、2人パーティ1組だけ、ネームバリューの割りには寂しい山中でした。

出発8:45 駐車場9:05 登山口10:05 見晴台11:15 頂上12:10 下山12:25 見晴台13:10 登山口14:10 駐車場15:00 帰着15:20
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