喜茂別岳(黒川:中岳林道) の記録    170618


黒川から喜茂別岳への登山。今回初めて新登山口から登ってみました。

国道から民有林林道中岳線へ入り、車で3km走って新しい登山口。
道の脇に十数台が駐車してありすぐ判ったが、車が無ければ目立たなく、見落とし易いとの印象。
登山口に入って、しばらくは両側から笹が被っており、掻き分け前進。
足元が泥のぬかるみに変って、笹がやや後退、水流が道を覆うようになって、さらに後退し掻き分けは不要となる。
薄い流れなので、歩行に支障はない。水流の脇にはミゾホオズキの花

水流が途切れしばらく登り、標高780mで黒川から登ってくる林道に合流。
2011年9月に登った「歩道裏の沢線」で、これより先の山頂までの道は その時の記録を参照。
なお、当時から6年が経過し、足元の草の繁茂や両側の笹の被り込みは進行しているが、合流前よりはるかに快適。
樹林の中の道を登って行くと、エンジン音。なんと、ジムニー3台。エンジン音は倒木を迂回するための笹刈りの音。
その先もしばらくは、ジムニーなら登れる程度の荒れ具合の山道が続く。

尾根上の道へ出て、断崖の上を通過する場所は展望良好で、そのうちひとつに「展望台」の標識。
一旦、1062mピークの脇をトラバースして抜け、コルの湿潤な道を通過するが、そのあたりは快適な歩き。
コルの先、頂上直下の斜面に取り付き。笹原の中の道となる。笹の背が高く見晴しは良くない。
道端の花はポツリポツリではあるが各種あり、シラネアオイ、サンカヨウ、ハクサンチドリ、ノビネチドリ、など。

頂上台地に上がって、笹の背は低くなるが、道幅が狭くなり、今度は笹被りで路面が見えなくなる事態が続く。
地理院地図の頂上へは道がなく、その脇をトラバースで通過する。
向かう先には三角点のピークに登山者多数。到着して、20人近い人が休憩しており、空地の容量オーバーで大混雑。
ツアーの方が多い様子で、話の端々から想像するに、頂上の混雑を予想して3班に分け休憩の時間をずらす工夫。
工夫はあっても、ツアー以外の方もおり、混雑のため早々に下山しました。

登山口9:35 林道合流9:50 見晴台10:30 頂上11:15 下山11:25 見晴台12:05 林道分岐12:35 登山口12:45
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