喜茂別岳(黒川の夏道)の記録   110911


中山峠を下った黒川側から喜茂別岳に登りました。

民有林林道中岳線は昨年の工事で立派に整備され一般道のよう。
標高670mのところに古い林道が分岐。黒川の谷(標高650m)へ続いている。
路面は一転草に覆われ、整備不良の様子だか路盤はしっかりしている。
林道終点のダケカンバに「歩道裏の沢線」のプラスチックプレート。
草ボウボウの藪状態で心理的圧迫は多大ながら、灌木と笹の比率が低く、物理的障害は軽い。
木製階段など歩道として整備の痕跡はあるが、道幅からは作業道跡の印象。時折タイヤ跡が散見。

標高780mで 林道接近。1か所接触、さらにもう1か所は連絡の伐開路。
この後、南斜面の斜度がきつくなり、道は大きくジグを切る。
周囲の木立もダケカンバなど高山性に移行。それもだんだんと疎くなる。
笹藪の背は高く密集しているのだが、後ろを振り返ると、狭い視界ながら羊蹄山や後志平野の展望。
1062Pから伸びる尾根に上がり、一時的に展望は良好。

すぐにダケカンバが増えて来て、林間歩き。
道は尾根上をたどらずに、1062Pの北西を迂回。
一旦コルに下り、登りにかかるとまたダケカンバが消滅。
ジグを切る登りで高度を稼ぎ、山頂部稜線直下で作業道跡の終点。

この先20mがひどい藪。ハイマツの枝をくぐりつつ、笹を掻き分け前進。
藪を抜け稜線下に出て、立派な刈り分け道。
下草が生えているものの藪直後では気にならない。
山頂部はハイマツに囲まれているが背が低く三角点からの展望は抜群。
大雪山系夕張山地などまで確認できました。

中岳線より黒川への林道7:55 黒川の谷8:15 尾根上9:00 山頂9:45 下山10:00 中岳線11:30
   展望風景写真

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