大二股山 の記録    111120


豊平峡ダムの上流にある855.9mの山。札幌五十峰の一つ。
延々の林道歩きと短い藪漕ぎで登りました。 《地図

林道入口は定山渓トンネルを抜け中山峠方向へ500m先、左にある。
ゲートにはナンバー錠。一般車両は進入禁止。
まずは標高差180mの下り。帰路、ここの登り返しは精神的にきつい。
天候は、集合の頃の霧雨から曇へ、さらに時折の日射しも出てきて徐々に良化。
足元はピン付長靴、藪と沢と雪に強いオールラウンドアイテム。
下りきって十字路。左は「豊平川右岸林道」右は「中山3号」、正面へ直進。
「ふたまた橋」で豊平川を渡り標高495m三叉路。ここを左、「漁入林道」へ。
この後、1.3kmで左側に「左大二股林道」の分岐があり、そちらへ右折。
今迄の川沿いの道から山中の林道へと替わり、登り傾斜の道。
途中右側に「大二股1号」の作業道と「右大二股林道」の2つ分岐があるが、どちらも直進。
高度を稼ぎ「大二股14号作業道」との分岐到着。広場になっており休憩に最適。

「大二股14号作業道」は落ち葉が重なり、車両通行量が少なそうだが右折してそちらへ。
すぐに、前回下りに使った作業道跡、笹が生茂ってきている。
そのまま、新しい作業道を期待して偵察続行で前進。山頂部を大きく迂回して4つ目の沢形まで南下。
作業道はあきらめ、その地点からの藪漕ぎに予定変更。
地図的には大きく回り込んで400m南がらのアプローチ。そのかわり標高差は60mで斜度は緩い。
まずは沢筋で足元には笹がない。ただし、ぬかるみに、はまらぬよう注意。
沢が切れると笹藪と植林帯が交互。松の植林帯で足下の笹は薄い。
笹藪のほうも笹が寒さで弱り、昨日までの雪のせいもあるのか倒れ気味で、何とか頂上に到着。

頂上は狭いながらも開かれた空間。ただし、笹はビッシリ密生。
ダケカンバの幹に鉄プレートの山頂標識が食い込み。
しばらくの時間、三角点標石探し、太い笹が重なりとても無理とあきらめかけた頃、Sさんが「あった!」
見慣れた3等三角点よりひとまわり大きく、字も「等三」と戦前の記述方法。
思わぬ収穫に「やった!」
下りは最短距離ということで、反対方向、真北へ下り。
途中、かつての作業道跡を通過したが、笹に埋没。
林道に出てこちらは「左大二股林道」。
あとは、延々と林道歩き、途中から雨が降り出して合羽装着。
さらに、最後の登り坂では、薄いながらもミゾレから雪。
やはり精神的にきつい登り坂でした。

出発7:35 十字路8:20 左大二股林道9:00 藪へ10:35 山頂11:00 下山11:20 林道11:30 十字路13:10 帰着13:55
その後、Sさんからの情報いただいた6号作業道を確認。なるほど、藪漕ぎは短かそう。
なお6号作業道の入口は「左大二股林道」側。


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橋の上から豊平川(朝)

橋の上から豊平川(昼)

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