木挽沢 の記録    111113


木挽沢を長靴で遡り、神威岳登山道へのルートを偵察。
斜度かきつくなった所で引返しました。

木挽沢林道のゲート 砕石路面の苔、右は大量の落石

ゲートの施錠はナンバー錠、申請すれば通過可能か。
ただし、車旋回場場所までは歩いて20分。その先すぐに土砂崩れ。
なお、その先も土砂崩れは続々と有り、前回歩いた状況から大きく変化。
ゲートから5分くらいのところにクマのフン、山ブドウを食べている。
林道は草が繁茂、その中を鹿道が付いている。
草のない、砕石路面には苔がビッシリ付着。

林道が崩壊しコルゲート管が押し流されている 入渓 滑床の清流

林道終点手前の枝沢では、林道が崩壊。コルゲート管がむき出し。
終点の先から入渓。水量は少なく、長靴で対応可能。
ただし、ぬめりが付着し岩の表面がぬるぬる。普通の長靴では恐ろしい。
止むを得ず、流れの中には入らないよう努力。
どうしても、ぬめりの上を歩くしかない所はへっぴり腰で慎重に通過。
さらに道中、ぬめりが張り付いた滑床の清流が出現。フェルト底なら気分最高のところ。
でも長靴では冷や汗、端に寄り、一歩一歩慎重に通過。

左の沢は烏帽子と神威のコル方向 右の沢は神威の登山道方向

足元のぬめりは650mの二股分岐まで持続。
この二股、左が水量多く、流路も安定の様子で、烏帽子と神威のコルに向かっている。
右は崩落が新しく、ぬめりがないので歩き易い。こちらを歩いて、神威の登山道を目指す。
流れは細く、流木などで荒れているが、斜面の傾斜は緩く、樹木が薄く、落葉して明るい環境。
すぐに行く手に立ちはだかる壁が見えてきて、目標が判りやすい。
たまには人が踏んで崩した跡も見えて、順調に壁の下に到着。標高は690m。

5mを超える滝 函の行き止まりに3m弱の滝

目の前には5mを超える滝、とりあえず脇の斜面の木の枝に掴まり、登ってみる。
滝の上は、函になっておりさらに3m弱の滝。
本日はこのルートを甘く見て準備不足。(装備と心構え)。
地図ではこの先、斜度が急となり、藪漕ぎが待っているとの予想。
偵察という目的は達成と安易な妥協で引き返すこととしました。

出発7:45 林道終点入渓8:45 650m二股9:05 引返し9:30 林道10:20 帰着11:25

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