天狗尾根の送電線の記録    1100919


定山渓天狗山から小天狗岳へ伸びる吊尾根。
この吊尾根を乗り越して道々号線側からさっぽろ湖につながる送電線が2本。
そのうちの東側の点検路を往復しました。

道々号線鉱滓堆積場の向いにある林道入口のゲートは閉鎖。 路肩に駐車し、ゲート脇をすり抜けて出発。
路面は草がボウボウ、あまり使われていない様子。
いくらも歩かないで点検路入口。点検路のほうが良く踏まれて、土が出ている。
道は自然林の中、林床に笹がほとんど無く、見通し良好、短くジグを切って高度を稼いでいく。
やがて伐開斜面が出て来て、これは急斜面。しかも岩と石だらけで歩きにくい。

急斜面を登り切って、第1鉄塔。
振り返ると、展望が開け、鉱滓堆積場の背後に小川峯と無意根山、長尾山。
一旦緩斜度の尾根道、両脇に樺の幼木が密集。
左手は定山渓天狗山の後に余市岳。展望良好の道。
再度の斜面を登って、510mPの送電鉄塔。
送電線が近くなると、コロナ音が聞こえてくる。まるで小雨がポツポツ落ちて来たように錯覚。

510mPから下って、両側が切れ落ち尾根上の道。この舞台設定には気分向上。
斜面にぶつかって、あとは延々のトラバース路。
林床に笹は無く、下草は薄く、一旦付いた踏み跡は当分消えない環境。
見通しの利く林間、足元の土はやわらかく、心地良い歩き。
点検路分岐到着。鉄塔はトラバース路より斜面を下ったところに、透けて見える。
そのままトラバース路を進み、尾根乗越し送電鉄塔の直下の伐開斜面へ出る。
ここは、傾斜が定山渓天狗山方面に傾いて、展望の開けた山道。

吊尾根上に登り切って、最高点の鉄塔。山頂に上った気分、さっぽろ湖が見下ろせる。
下のほうではエンジン音、伐採作業のチェーンソー。本日敬老の日は祝日ではあるが日曜日ではない。
少し下って、作業員に挨拶すると、さっぽろ湖岸の林道終点から登ってきたとのこと。それでは湖方面へ下ることに。
送電線路直下の道は伐採直後で歩き易く、ぐんぐんと下り。
林間に入っても道幅は確保され、これまた歩き易い。
順調に歩いて、さっぽろ湖側の林道終点に到着。
帰路は同じ道を戻るだけ。時間はかかったが、リラックスして楽しめました。

出発8:25 第1鉄塔9:05 第2鉄塔9:05 点検路分岐9:35 最高点鉄塔9:55  さっぽろ湖側林道終点10:35 最高点鉄塔11:45 帰着13:20
   風景写真

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