発寒川の記録    110828


発寒川を沢登りで660mの大滝の上まで遡りました。

平和の滝駐車場は早朝につき閑散、登山者もパラパラと出発して行く。
沢道具をリュックに入れ出発。林道脇の笹藪は夏の暑さに元気旺盛。
目立つ花はトリカブト、ミズヒキ、キンミズヒキ。外来種ルドベキアが派手。
送電線路に出て、この先から山道。アップダウンにも角度がつく。
一旦、発寒川から高く離れた道が、布敷の滝の沢との合流点の谷に下って、ここが入渓地点。

入ってすぐに滝が出現、巻き道は左で、しっかり踏まれて明解。
滝通過して、再び沢。歩き易く、体温上昇の体には水流が気持ち良い。
両岸は緑が濃く、目立つ花はトリカブト、時折の岩肌には大文字草が盛り。
なお、奥に進むとギボウシの群落、花はなし。

次の巻き道はゴルジュの手前、すぐに滝が出てきて、また巻き道。
沢に戻って、水流は膝下がほとんど、足首程度のところを選って歩く。
小滝の巻き道、淵のへつり、登山道のように長い踏み跡、など変化に富むコースで、550mの滝まで順調。
ここの滝は左にへつり気味のルートが踏み跡で見て取れる。
足掛りが、滑り落ちそうなくらい小さく、単独行では万が一の保障がない。
あきらめて下りにかかり、僅か下ったところで後続パーティが出現。この幸運に一転Uターン。
なお、ここは右に巻き道あることが、下りに判明。あきらめる前に探せだった。!

西行から北行への曲がり角に出て、白と茶でマダラが派手な枝沢からの滝。
その前には、570mに苔に覆いつくされた枝沢の滴りもあり、景色は良好。
標高660mの大滝に到着、虹が出て、水圧に風が起こされ、迫力。
大滝の巻き道も左。ガレの枝沢を通過後の藪入口が見逃し易い。
さらに標高690mまで遡ると小滝。ここから802m標高点へ向かう枝沢を偵察。
背の高い草の斜面。草に埋もれて、鹿道のように細い泥の筋が登っている。
覚悟を決めれば、なんとか登れそうな印象。
この泥筋は水溜りの残骸の連なりとなり、小滝の横をすり抜け、小滝の下で本流に合流。
平和の滝から星置の滝への縦走の目途が立ちました。

出発7:30 送電線路8:00 入渓地点8:30 入渓8:50 550mの滝10:15 大滝11:25 枝沢分岐11:45 入渓地点13:50 帰着14:55
   発寒川の風景写真

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