空沼岳 の記録    110703


空沼岳の一般登山道コースを往復しました。
このところの好天続きで、名物のヌカルミは大分緩和。
午後から雨の予想にも拘わらず、登山者は多く、賑やか。
万計沼や真簾沼の畔で腰を落ち着け、ゆっくり休憩のパーティも見受けられました。

登山口は丸太を組み合わせた簡単な橋。その先、石がゴロゴロの急坂。
尾根台地に上がって、しばらくは笹原を広く刈分けた快適な道。
小鳥のさえずりがBGMで、リラッククスのウォーキング。
序々に普通の登山道に移行し、人工林、湿地、沢沿いなど通過。
段々と万計沢川に沿う道へと移行。
石があったり、急斜面トラバースだったり、厳しさが出てくる。

一旦、万計沢川の簡単な橋を渡って、左岸へ。
こちらすぐに泥道出現で、靴、ズボンを汚すまいと、歩行に難。
泥たまりの多い地帯を抜け、青沼分岐。しっかり踏まれている様子。
まもなく万計沢と再会で、滝の横を通り抜けて万計沼へ出る。
天気良く、休憩者多し。沼の畔にはミツガシワの白い花が最終版。
子供の声が聞こえ、本日の万計山荘小屋管理ボランティアは親子連れの様子。

真簾沼へは、概ね斜度が緩いか平坦コース。ほとんど林の中で涼しい。
1ヶ所だけ急斜面があるが、標高差は30m程度。
泥ぬかるみも緩和で、順調に沼が見えてくる。
この季節、雪解けは終了、真簾沼の水位は下がり、沼脇の登山道に水没箇所はなし。
龍神地蔵に着き参拝、この先に沼から台地へ上がる急斜面の道。
石と岩で歩き難い場所もあるが、この程度が普通の山道。
植生が高山的になり、1180m峰の斜面はダケカンバ林。
台地へ上がれば、また、緩いアップダウン。空沼岳は緩急の織り交ぜが絶妙。

一旦下って、緩い谷底。植物の様子は雪解け直後。
最後の急坂は70m。ここも石と岩で歩き難いが、山登りなら普通。
縦走路の稜線に上がって、崩落崖斜面上の横切り2箇所は要注意。慎重に通過。
ウコンウツギの咲き乱れる中、ハイマツが出てくれば、山頂はすぐ。
頂上は岩の連なりで土の広場はなし、岩に腰かけ、ゆっくりと休憩いたしました。

出発7:25 万計沼9:15 真簾沼10:10 山頂11:10 下山11:40 万計沼13:25 帰着15:05

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