白井岳の記録    110410


札幌国際スキー場の奥にある従業員用駐車場から登りました。

まずは朝里岳沢川に沿うルート。
スキー場コース外滑降のスキーヤーに踏まれ、さらに朝の低温で氷結。
固く締まって、カンジキの刃が入っていかず、歩き難い。踏まれていない雪面に寄って歩行。
スキーヤーが沢に下り、合流するところの先に渡渉のスノーブリッジ。
渡って斜面取付き地点。前回は沢に入り込み登高。
今回はツボ足の踏み跡が目につき、それに沿って小尾根に上がる。
この後はしばらくひたすらの尾根登り、尾根上だったり、左右いずれか斜面トラバースだったり。
進行方向左手には、目立つピーク 「上白壁・下白壁」(ニックネーム) と目指す山頂がチラチラ。

尾根を登りきって、一旦、小規模なカール底に似た地形に出る。
目の前に広がる壁のどこに取付くか、足跡に引かれて、当初予定より1本左の尾根形に。
壁に取付いて、まず急斜面を登り、先を見通せる場所に出て、ここは複雑地形。
地図を読むと、等高線がスッキリせずに、読みきれない斜面。
現場は尾根形と沢形が入り組んで、もっと読みきれない。
足跡、シュプールを頼りに登って行く。
やっと沼の東岸に出て、やれやれ、ここまで来れば、目途がつく。

沼の先は稜線下の壁、急斜面の登り。
薄い粉雪の下はクラストでカンジキの刃の効きに不安。
直登ならズリ下がりそうと斜登りを心がけ。場所によっては、必死の蹴り込み。
壁登りの最後は雪庇の切れ目から稜線へ。
稜線に出て、無意根山・羊蹄山・余市岳の大展望。
あとは山頂まで、景色を楽しみながらの極楽尾根歩き。天気が良過ぎていくらか靄っている。
頂上に到着で展望は360度。山々を同定しつつパノラマ撮影いたしました。

出発8:00 尾根取付8:30 900m台地9:05 沼9:45 山頂10:15 下山11:30 沼10:45 帰着11:50
雪景色風景写真

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