兜岩の記録    110220


昨年 に引き続き「兜岩」に挑戦、またも深雪に阻まれました。
今シーズンの南区は、積雪量少なかったのが、一転しての降雪で深雪。
ということで、林道歩きは山スキーで対応。沈み込みは足首から膝下で、ラッセルは順調。

兜岩

前回は取り付いた尾根の斜度が急すぎて撤退。
そこで、今回は兜岩の南を流れる沢に入り、すぐに、前回より1本北の支尾根の側面に取付き。
斜度は急でとても直登は出来ないが、旨い具合にジグが切れる地形。
山スキーをデポし、カンジキに履き替え、その斜面を何とかクリア。
尾根に上がって、一息つくが、斜度はきつく、そんなに甘くはない。
しかも、カンジキの沈み込みは深く、直登すると雪面が腰より上に来る状態。
カメラのレンズに雪がかかり、その都度拭く羽目に。

簾舞川

やがて、尾根は広くなり、斜度が緩い部分も出てくる。
そうなると、カンジキでも沈み込みは膝上程度、一時的に順調な場面も。
一方急斜面となれば、足だけで前進は無理。雪の壁が目の前に迫る。
その壁を、両手で崩し、足が上がる高さを確保。一歩、一歩前進。
ジグを切れる斜面もあるが、山側の足の運びがきつい。
谷側の足は、斜度が限界を超える角度になると、足元の雪が崩れ落ち、安心できない。
結局この尾根ルート、標高差240m水平距離500mを3時間弱かけてやっと標高570mまで。
結果論ながら、尾根筋に乗るまでスキーを担ぎ、それから再度スキーでラッセルが正解だった。

時間はすでに11時を回っており、この後頑張っても、せいぜい標高610mの緩ピークまで。
汗も充分かいて運動量はたっぷり、ここで引返しとしました。
なお、スキー用に固い登山靴を履いたのが裏目、またもや「内反小趾」が発生でした。

出発7:35 渡渉8:30 引返し11:20 帰着12:30
兜岩雪景色風景写真

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