△岩崖の記録    101114


百松沢山から平和霊園へ向かって伸びている尾根上、584.9m三角点「岩崖」の山。
百松沢山源八の沢ルートと宮城沢ルートを結ぶ連絡ルートも未踏のため、今回は、遠回りながら平和霊園側から登りました。

霊園横の道路に接続の採石場の入口。そのゲートは閉鎖で横を通過。道路上には倒木が次々。
先日、季節外れの湿った大雪で、葉の残っていた木がバタバタ折れたが。その跡始末には未着手。
道路を登って、手稲山と麓の送電鉄塔群の展望が良好。登り切って大きく空間が開け、採石場。
採石場片隅の道路脇に林道入口が付いて、ゲートあり。こちらは開放。
林道に入って、倒木は多く、歩きにくいが人が通った痕跡あり。くぐり抜けの枝が折れている。

林道はジグザグ登りで高度を稼ぐ。尾根を乗越す峠に上がって広場。
広場の先、源ハの沢側の林道は一転、急勾配の下り。通行量が少ないのか、夏には草が茂っていた痕跡。
下って行くと、開けた三叉路に出る。源八の沢方面は歩き易そう。一方、進むべき山奥方向は草深い。
さらに進んで、次の三叉路は笹藪の中を伐開。こちらの源八の沢方面はちょっと草深い。
反対側、山奥方向は倒木の密度が激しく。くぐりと乗越しの連続。
それも一過性で、さらに奥に進むと、倒木が減少し歩き易くなる。

目指す△岩崖の山が枝の間から見えてきて、ショートカット可能か斜面を観察、林床は笹藪で安易には入れない。
そのまま、林道なりに南斜面をトラバース。裏側のコル直下まで。そこに、ブル道との三叉路あり。
ブル道の方向は百松方向で、ここから尾根稜線へ向け、藪斜面突入。
笹の背丈はあるが、見通しは効き、密度は薄く、藪漕ぎは思ったほどきつくはない。
一汗かいて、尾根稜線に出、反対側北斜面は急斜面ながら落葉の地面が露出。稜線も笹が薄く歩行は容易。
薄っすらと踏み跡の痕跡もあり、しばらくは順調に高度を稼ぐ。

山頂部手前まで登って、岩塔が登場。
乗越す気にはなれず、裏をトラバース。斜度は急で、安全第一、立木を掴んで注意深く通過。
三角点のある岩塔は3番目。こちらへの登りも慎重に。
三角点の標石は基礎部分がむき出しで、固定には針金も使用。岩盤掘削困難のせい。
周囲には測量に使った材木があちこち。傷みはなく、測量実施時期は、それほど古くない様子でした。

出発8:05 尾根乗越8:55 藪突入9:50 山頂10:15 藪脱出10:40 尾根乗越11:20 帰着11:55
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三角点「岩崖」の岩塔


採石場より手稲山と麓の送電鉄塔群


山頂より手稲山

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