迷沢山の記録    101017


滝の沢林道出口向いの展望駐車場に、下山のため1台駐車。
片側交互通行の四ツ峰トンネルを通過して上平沢林道入口へ。
入口から10m定山渓寄りの場所に、駐車に適した広場がありそこに駐車。
施錠されたゲートの脇を通って、林道歩きを開始。迷沢山へ。

林道周囲には紅葉が少ない。葉を落した後の裸の木と、まだ葉が緑の木が多い。
最近、この谷を強風が吹き抜けて、せっかくの紅葉を吹き飛ばした模子。
さらに、種類では黄色の葉ばかりで綺麗な赤色はほとんど無し。
林道の途中で、ジープに1台追い抜かれ。
そういえば、川の傍の枯木にも、キノコが見当たらない。

1本目の送電線下を通過。間もなく、道は谷を抜け、斜面への登りへ。
高度を上げるにつれ、植生は山地の様相に移行。ダケカンバとチシマザサが増加。
どんどん見晴らしが良くなり、木の間から、国際スキー場、朝里岳、白井岳、余市岳。
2本目の送電線の前後になると、定山渓天狗岳、無意根山も見えてくる。

送電線の後、林道は台地に上がり、直線部が長く、周囲は笹原が多く。
順調に進んで、やがて正面に小山が出現。迷沢山山頂部。
山頂への取付きは、一旦切り通しを通過して、東側の小さな広場から。
前回、山頂部斜面の灌木は背が低く、ブル道跡もはっきりして、比較的容易に登ることができた。
今回は、灌木が伸び、背丈以上に、笹藪も成長してブル跡に進出。
山頂への道は、踏み跡に灌木が被さり、藪漕ぎのような雰囲気。
踏み跡は細く、見失わないため、細心の注意。

5分程度頑張って山頂へ。狭い広場の中央に白い木の標識と三角点の標柱。
見晴らしは手稲山方面が良好。放送アンテナ群がはっきり。
あとは、灌木が邪魔をしているが、百松沢山、烏帽子岳、札幌岳など。
そちらの3山の展望は滝の沢川の谷への下り道が良好でした。

なお、滝の沢川への下り道の途中に奥手稲山の家方面への林道分岐。
通行量は少なそう、どこまで歩行可能なのか、気になるところ。
その先、送電鉄塔までの道は急傾斜で荒れている。ジープよりはブル向き。
送電線路点検路の先は、登山路廃道といったところ、藪、路面崩落、倒木など随所。
でも、未開地の藪漕ぎよりは楽。藪木が葉を落した季節なら、歩けないことはない。

滝の沢川林道終点に辿りついて、やれやれ。
が、ここから先は延々の林道歩き。精神的には疲労蓄積。
こちらも紅葉は寂しい限り。以前見事だった紅葉風景の場所は惨たんたる有様。
なお、こちらにも、入り込みの車1台。目的はキノコ。
入口ゲートは片側交互通行の入口の脇。
交通整理の警備員の目の前で、堂々と鍵を開けて入り込んだことになる。

出発7:15 1本目送電線8:00 迷沢山山頂9:05 滝の沢川林道10:50 帰着12:00
札幌山歩 市内の山歩 道内の山歩 百山歩地図 札幌みちあるき

定山渓天狗岳
 定山渓天狗岳

白井岳
 白井岳

余市岳と白井岳
 余市岳

手稲山
 手稲山

百松沢山と烏帽子岳
 百松沢山と烏帽子岳





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