一等三角点「月寒」の記録   自然歩道「西岡〜真栄・有明ルート」  100711

西岡水源地公園から自然歩道「西岡〜真栄・有明ルート」経由で白旗山山域の一等三角点「月寒」まで往復しました。

西岡公園駐車場は車の数が少なく、半分以上空いている。
水場で遊んでいるのは小学生1組。夏場なのに幼児の姿はなし。
遊歩道にも家族連れの数は僅か、夏休み直前で、充電の親が多いのか。
湿地に入ると、虫網を持参の子供がちらほら。虫網の大人が一組、学術調査なのか?疑問。
あとは、大きな望遠レンズのカメラマンあちこち。バードウォッチングその他。
湿地は背の高い葦がびっしり、見通しがきかない。
ここで幸運到来。ウグイスが枝先でさえずり。不鮮明ながら写真が撮れた。

湿地の先は、南方向、月寒川に沿う遊歩道。自然林の中。草刈り直後で整備良好。
草を刈り過ぎで、ミズバショウまで払っているのは、ちょっと残念。
広場に出て、すぐそばに車道とその向う側に「レクの森」の入口。
広場からは方向を東へ、月寒川枝沢に沿う道。沢から高度を上げ、足元10m下に沢の水音。
緑の溢れる道をしばらく歩くと沢への下り道に。
沢のレベルまで下りて、小さな木橋。というより材木2本。
対岸に渡って登り坂。高度40mを稼いで、ゴルフ場を見渡す広場に。
西岡側から白旗山へのアプローチでは、ここが最短地点。

この先、以前使われていた車道が危険につき通行止めになっている。
大きく迂回の道で一旦、焼き山方面、山中の道へ。
この道、伐開整備から回復の年数が少なく、樹木が薄いため上空が開け、笹が濃い印象。直接日射がなくても、蒸し暑い。
なお、途中に焼山方向へ分岐の道あり、次回への課題。
迂回路から旧来の道に戻って、ゴルフ場対岸の道。枝を透かしてゴルファーの姿が見える。
空間が広く、歩き易い道。進んで行くと山部川の河畔への下りへ。
河畔は広く夏草に埋もれ、流路は狭い。橋は 丸太を使った簡単なもの。

山部川を渡ると白旗山山域。ここで自然歩道「西岡〜真栄・有明ルート」と別れ、 山部川に沿い真栄方向「白旗山森林活用センター」へ向う管理道路へ。
路面は、大型車両通過が少ないためか、砂利敷きではないのに整備良好。足にやさしく、歩き易い。
左右の広葉樹に上空を覆われ、湿気のある地面が露出した広い空間。
山部川からの、ほのかな冷気もあり、夏の散策には好適。
のんびり歩けたが、沢地形を通過してから、三角点入口までは長かった。
周囲が人工林となるが、ここまでは、まだ散策。
真栄に近づき、道が開け、道路歩きになり、少々嫌気。特に直線部分。
やっと、「三角点」の標識。これは真栄側からの人のため。随分と振り回された。
分岐の道に「自然回復実験」の標識があり、分岐の道へ入り込みは遠慮したのだが、後悔。

三角点への登りの道はカラマツ人工林の中の直登路。ひたすらの登り。植生は貧弱。
登り切って、芝生の広場にベンチに仮設トイレ。
一等三角点は石に囲まれコンクリートで固定されておりました。
下りはうんざりの直線道路を避け、北方向の下り道に入り込み。
すると、下ってすぐ、木立の間から市街地が見通せる。
一等三角点に選ばれた理由はこれだった。
その先は時折蜘蛛の巣が絡んでくるが、それなりに歩き易い。
元の道に戻った場所には「スキーコース」の標識が立っていました。

駐車場出発12:10 山部川13:25 △月寒14:20 山部川15:00 帰着16:25

札幌山歩 市内の山歩 道内の山歩 百山歩地図 札幌みちあるき


inserted by FC2 system