(定山渓)小天狗岳の記録
100515
さっぽろ湖の西岸、定山渓ダムのすぐ脇にある山。
湖岸の道路から見ると定山渓天狗岳の左に尖った山頂が目立ちます。
登山口は「ダム資料館」の左脇。開園は9:00。それまではゲート閉鎖。
やむなくゲート前に駐車し、園内道路を歩行通過。
登山口から入るとすぐ林床はエゾエンゴサクの花盛り。
新緑の道を登って、橋の下へ。ここで沢を渡る。といってもひとまたぎ。
沢斜面を登り、橋台まで高度を上げてから、橋の下をくぐって、山中へ。
このあたりからカタクリが登場。
パラパラと散らばっていたが、1箇所群落をなして見事な場所あり。
ニリンソウ、フクジュソウ、エンレイソウも見られ、予期せぬ出迎えに満足。
道はジグを切ったり、尾根を渡ったりと、記憶に焼き付いている急斜面の場所は少ない。
急斜面になると、ガッシリと鉄棒が打ち込まれ、木材の階段が整備。
もっとも、経年劣化で傷んでおり、足元注意での登高。
道の周囲、枯枝から芽吹きの兆候。早くも綿毛満開の木の中からウグイスの鳴き声。
小鳥の動く影にカメラを向け望遠撮影。結果、写っていたのは違う鳥(ツグミ?)。
高度が上がると花が見えなって、代わりに、枯枝を透かして展望が効いてくる。
札幌岳を中心に、烏帽子・神威・藤野の山・朝日岳・豊平峡の山・小川峯・無意根山。
途中、断崖の上にロープを張った場所からはダム湖を一望に見下ろしが可能。
最後、細尾根を渡った先が山頂。
頂上標識の上に付いた小さな金属製円盤に簡単な周囲の山の方角の絵。
山頂の展望は、ダム湖方面が開けて、定天・烏帽子・神威・藤野の山など。
札幌岳・無意根山方面は枝が混み合っておりました。
出発7:40 山頂9:45
藤野の山、定山渓の街、札幌岳
札幌岳〜無意根山
無意根山〜余市岳、定天、白井岳
定天、白井岳〜手稲山、烏帽子岳、神威岳
烏帽子岳、神威岳〜藤野の山
余市岳
新緑と常緑