△山之神の記録    100207


豊平峡から札幌岳への登山路の北にある低山の稜線上、三角点「山之神」714.60mがある西峰。人工林の中を辿って側面突破。

5日間居座った寒波は抜けたけれど、昨日来の吹雪で積雪アップ。
札幌岳登山口駐車場は雪の中に埋没で、路肩駐車の先客2台。
雪を被った小屋泊らしき1台と、スコップで場所確保中の山スキー4人パーティー。
登山口からは離れているが、ダム管理道路ゲート手前の除雪の雪寄せ跡の片隅に駐車して出発。
駐車場の中はまともなラッセル。登山路に乗ったとたん粉雪の下に固さがあり、ラッセルが楽になる。
快調に歩いて、汗が出て、着衣調節。ここで4人パーティーに追い抜かれ。
ラッセル跡を辿ることになって、さらに順調、トド松の人工林に到着。木々はきれいに整列され、下枝が枯れ落ちて見通しが利く。

ここから林間登り開始。直登は相当にきつそうで斜めのコース取り。
この日一番の難所、スノーシューでラッセルの方は難儀の様子。急斜面で、とりあえず、空の明るみがある方向へ。
登りきって尾根の上、明るく見えたのは尾根を境に反対側が自然林だったため。
周囲の見通しも効き、現在地確認。あとは尾根上を登るだけ。

尾根の形状は地図から想像するよりずっと細い。ただ、程よい細さで歩きにくくはない。直登とジグを織り交ぜつつ高度を稼ぐ。
すぐに尾根上に人工林が被るようになり、右手の自然林の風景は幹を透かして。
高度を稼ぐにつれ、風が強まって、強風という天気予報どおり。
本日の札幌市内、地吹雪模様は夕方近くまで持続した。
こちらは、余市岳から無意根山に連なる山々のために北西風が弱められ、街中ほどひどくはない。

ラッセルがそれなりにきつかったが、交代で突破、尾根を登りきったところ、パッと展望が開け、尾根と直角に稜線が走っていた。
GPSで確認するとほぼピンポイントで三角点。悪天候の天気予報に反して、それなり順調な登頂でした。


出発7:55 林道から林間8:35 尾根9:20 頂上10:00 林道10:35 帰着10:55

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