△小滝沢の記録    100131


札幌から支笏湖へ向う途中、真駒内カントリークラブの南に立ちあがっている二等三角点の山。
前回は北裾の林道を歩きましたが雪不足で断念。今回は南裾の林道から登りました。

林道名は「器械場林道」、厚別川に沿って延びている。
歩き始めてしばらくは藪がなくすっきりの道。ただ、木立がポツポツと倒れ込み、その意味整備不良。
最近の暖気と積雪不足でラッセルは足首程度。その意味順調。

汗をかきつつ、延々と歩いて。周囲に人工林が多いが、原始林の面影も時折。
特に巨大な切り株と、少し進んだ場所に立派な大木。こちらは信仰上残したものか。
10年程度の比較的新しい植林地に到着で、一時林道が不明瞭。
すぐに林道跡は判別可能となるが笹が顔を出す状態に変化。
さらに進んでいくと、標高400mで林道終点広場。
その裏には枝沢で、対岸に荒れた林道跡。山スキーにつき、渡るのが少々面倒。
対岸の林道跡は、傾斜を上げ、厚別川との高度差がつく。

潅木が頭を出し、笹が立ち上がり。枝道に迷い込んだりしながらも、距離を稼いで標高450m。
ここでやや深い谷に出る。厚別川最後の支流。
渡るのは相当に大変そうと、林道をあきらめ、少し戻ってから尾根斜面に取付き。
密植のトド松林で傾斜角が急、山スキーでは方向転換が大変で、苦戦。
途中2本のブル道跡が出現で、いくらか助かり。3本目のブル道に出て、これはしっかり。
このブル道は奥へ延びて、支流の谷に向いた斜面をトラバースしつつ、高度を稼いでいる。
この道には大いに助かり、道なりに歩いて、枝沢の源頭まで。

沢歩きを敬遠、尾根へ出ようと、源頭手前で林間へ。
苦労なく尾根上に出ることが出来、あとは自然林状態の緩斜面の登りがしばらく続く。
やがて、ダケカンバの細木が密集の林が出現。白い樹皮が見事な景色を演出。
その先登り角度が急になり、途中に見晴らしのいい場所。恵庭岳が薄っすら。
ここまで上がると、枝を透かして、烏帽子岳、空沼岳、紋別岳、イチャンコッペも確認。
登りきって、狭い広場が現れ、頂上でした。


出発7:30 巨大切り株8:30 枝沢通過9:10 林道から林間9:40 ブル道9:55 尾根林間10:15  頂上10:45 林道11:20 巨大切り株12:00 帰着12:55

札幌山歩 市内の山歩 道内の山歩 百山歩地図 札幌みちあるき

機械場林道

ダケカンバ

恵庭岳

大木
桂?の大木

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