中山峠から北上する送電線路の東脇にある3山を縦走。
北の925mがポン山、中央979mが風来山、南の三角点は境岳。
中山峠北側駐車場はスノーモービルの車でにぎやか。
エンジン音は我慢できるとして、排気ガスを吸わされるのはたまらない。離れて駐車が正解。
昨日、平地は暖気と雨と強風。本日の中山峠、降雪は弱く、雪面は固雪、風は強いが予想以下。
まずは、NTT無線施設の管理道路を北へ。
路面はスノーモービルの踏み跡でラッセル不要。
道具は山スキー。紐式シールが時折外れ、スノーシューの同行者を待たせる不始末。
スノーモービル7台に追い抜かれ。休憩中の2台を追い越し。
送電線路に到着。管理道路から分かれ送電線路を北へ。こちらはスノーモービルの跡なし。
送電線の下は伐開で空間が開けるが風が強まり、雪が舞う。
交通事故の危険は去り、その意味爽快。
進むにつれ東側の地形に傾斜が出てきて、斜面っぽくなったあたりで疎林の中へ。
緩い斜面で登りは楽。立木には大木が見立ち、広場が多い。
ダケカンバの大木の二股からアカエゾ松が育っているなど原始林の趣き。
頂上は広くはっきりとした高みがない。GPSで見当をつける。
まだ時間的に余裕があり、979m峰「風来山」と三角点「境岳」を回って帰ることに。
きわめて緩い斜面を南方向へ下り、ダケカンバの自然林。
コルあたりからエゾ松が現れ、雰囲気が原始が原に似ている感じ。
湿原らしき風景の場所もあり、花の季節、藪を漕いでここに立ちたいものと、狸の皮算用。
再度ダケカンバの林間となり、スノーモービルの音が間近に。正面に登り斜面が見えてくる。
斜面のダケカンバは細く密度濃く。山スキーでも直登可能。
後半になり、ジグを切る角度。でも、スノーシューなら直登可能。
登り切り、旧送電線路の伐開空間。この広がりを横切って、風来山の高みへ。
立木がパラパラで展望はあまり良くなさそう。本日は天気悪く展望は無し。
旧送電線路に戻って、スノーモービルの跡を下り。コルへ。
緩い斜面ながら、スノーモービルの重量の圧で雪が固まりシール付でも滑れて、楽をさせてもらう。
コルから林間に入り、境岳へ。ここにもスノーモービルの踏み跡。
駐車場から境岳、風来山経由喜茂別岳は定番コースらしい。
登りらしい登りもなく境岳。立木が少なく、吹雪を透かしてうっすらと展望。ただし近くの山並だけ。
下りにちょっとした坂が1ヵ所。全般的には歩くスキー向きのルートだが、唯一苦労しそう。
駐車場に戻って、スノーモービル関連車両は大幅増加。満杯に近い状態。
管理道路入り口には環境省の「乗入れ禁止」標識があるのですが。
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