奥手稲山の記録    091227


春香山定山渓側登山口から奥手稲小屋の裏山「サンデーユートピア」を目標に雪上歩き。
時期尚早で沢が塞がっておらず、撤退。奥手稲山に登りました。

登山口駐車場の除雪面積は充分、先客はRV車1台。5人全員がスノーシュー。
膝の深さのラッセル跡がついており、随分と楽をさせていただき、感謝。
林道分岐に到着で、ラッセルは奥手稲方面へ。春香山方面は薄いスキーの踏み跡が見て取れるだけ。
深い雪景色の林道を進んで送電線路を2本通過。
スノーブリッジに「つげ山」への薄い渡渉跡を発見。但し、沢の流れは元気。

途中に「エコニクスの森」の大看板。小さく案内図が貼り付けられている。
案内図を良く見ると奥手稲の沢川北斜面に遊歩道。これは春の課題。
林道終点に到着。この先は谷底の林間コース。
北岸を進み、渡渉点の手前で踏み跡は斜面取付き。別れて渡渉、南岸へ。
南岸を少々進んで、すぐに次の渡渉点。
スノーブリッジはあるが、ストックで突き崩してみるともろくも崩壊。
この先、スキーなら持つ程度の狭い沢幅だが、スノーシューでは踏み抜く可能性大。
で、撤退を決定。予定変更で、踏み跡に戻って、奥手稲山へ。

踏み跡の斜面登りは枝沢の上を直登。
たしかに灌木は無いが、スキーではズルズル後退する急角度。スノーシュー断然有利の場面。
ラチが空かずにツボ足となって悪戦苦闘。大汗をかいて何とか尾根の上まで。
尾根の上は一転して平坦に近く、穏やか。木立の間からは春香山も確認。
ここは、良い雪上山歩道、晴の日にのんびり歩きたいコースです。
相当に距離を歩いて、山頂部が見えてくる。ここからもまだ距離は長い。

少しずつ傾斜がついて来て山頂斜面へ、それでも、スキーで直登可能な程度。
登りきって、また平坦部。木立を透かして、先行していたパーティの方々を確認。
山頂に到着して、丁度、下山開始のところ。ラッセルのお礼を言って、山頂に。
山頂はちょっとした広場、北側は切れ落ちて崖の下にダケカンバの大木。
テープが2本下がっているが、標識はなく、三角点の痕跡も無し。
雲の中で展望は利かず。風が吹き抜けちょっと寒い。
昼食を取り、早々に退散いたしました。


登山口出発8:05 林道分岐8:15 林道終点9:10 沢道撤退9:40 奥手稲山西尾根10:00 奥手稲山山頂11:10 下山11:30 林道終点12:15 帰着13:00

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