木挽沢林道の記録    091004


木挽沢林道入口ゲートはさっぽろ湖展望台駐車場の向かい。
林道路面には草が生え、通行量の少なさが見て取れる。
さっぽろ湖湖面を挟んだ向かい側、小天狗岳の斜面は紅葉が発現したばかり。

林道のまわりの広葉樹も紅葉が始まっている。
林道を奥に行くほど高度が上がり、紅葉の割合が増え、あざやかさも向上。
草を踏み分け、紅葉を堪能しつつゆっくりと崖崩れの場所まで。
ここまで林業的には、林道を維持する必要を感じられないが、ふと足元を覗き込んで驚いた。
コビキ沢川に鉄製の歩道橋がかかっている。下る道も対岸の道も不明。ダム施設の点検路か。?

崖崩れの先は放置状態。草が深く、幼木がパラパラ、藪への進行が見受けられる。
ただ、崩れた土石の上を乗り越え突破したタイヤ跡あり。多分、無断侵入のRV車。
なお、このあたりからはるか下を流れていたコビキ沢川と林道との高低差が縮小。水量も減少。
この状態も倒木の場所でまた変化。その先は林道跡の荒れた山道状態。
灌木を押し、フキを倒し、石ゴロゴロ沢状態の上を渡って林道終点まで。
林道終点はちょっとした広場。マツヨイグサが花を咲かせ、ここまでトラックのタイヤが種を運んだ証拠。
その先、周囲は密生の灌木林で歩ける状態ではない。

沢に降りれる場所まで戻って、沢ルートの状態確認で歩いてみる。
沢幅は1m程度、水流は少なく長靴で問題なし。登山靴ではちょっと苦労でしょう。
天気予報は午後から雷雨。朝は晴れていた空も一面に雲が覆ってきた。
少しばかり遡ったところで、リタイアが正解と判断。この先は後日の楽しみに取って置きます。
帰路はフィルムカメラを片手に、ゆっくりと紅葉写真を撮りながらの散策でした。


出発8:30 崖崩れ箇所9:30 林道終点10:00
木挽沢林道の紅葉写真

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