鐘の丘の記録    091025
鐘の丘:HP内限定ニックネーム(手稲山西峰のさらに西、鎮魂の鐘のある961m峰)

星置川の林道を遡り、「鐘の丘」を目指しましたがリタイア。
銭函天狗岳の横の林道に回り込んでから下山しました。

まずは先月の 奥手稲山東峰 で歩いた林道を分岐まで。今回はこの分岐を直進。
道は川との高低差が無くなってくるものの、それなりに整備され、歩行快調。
日陰では足元に霜。枯枝が多いが、紅葉もあちらこちら。快晴の青空によく映える。
この林道はどこまで歩けるものなのか、不安を抱えつつ前進。
まずは心配していた橋がしっかり存在。一安心。
林道は橋を渡ってもワダチの砂利が見える。
急傾斜の坂にさしかかり、このあたりから除々に路上の草、落ち葉の量の増加。
さらに平坦部に上がって、クマの大きなフンの固まりが3つ。秋の実りも豊かな様子。

林道の終点はちょっとした広場。作業車の回転場所。
この先から斜面取付きの急角度でジグザグの林道跡。
厳しい坂ですが、バイクの跡がここにも、腕の見せ所なのでしょう。
バイクの跡はすぐに無くなり、あとは穏やかな急坂登り。
足元を良く見るとウッドチップ。ここになら良い山歩コースになりそう。
ウッドチップは倒木の先にも。さらに急坂から台地に上がっても持続。
このウッドチップを餌にしているのか、キノコも大量発生。

登りきって、道はしばらく尾根上や平坦地など気持ち良く続いているが、そのうち斜面トラバース的に。
だんだんと道は荒れだし、灌木と笹がはびこりに変化。
藪は薄く、楽しめる程度の藪漕ぎ。ただし、現実は、先行き不透明で不安をかかえつつの前進。
ようやく伐開の林道跡に出た時になって、ゆっくり楽しめばよかった反省。次回はよろしくお願いします。

この後はすぐに林道、さらに砕石敷きたての立派な林道へ。
あとは星置川源頭部を周回する林道を登って、手稲区と西区の境界あたりまで。
ここが目指す「鐘の丘」への最接近地点。まずはブル道の偵察へ。
平坦に近い斜面は樹木が少なく、一面に笹に覆われている。
期待通りブル道が入っているが、迷路の様相。で、見当をつけ辿ったがうまくいかない。
これは、タケノコの時期に来て、気長に探査するしかない。
あと400mを残してリタイアを決定しました。

下りは奥手稲山の山頂をトラバースする林道のほうへ。
山頂を過ぎるまでは静かな山行で順調。過ぎてしばらくしてから急に賑やか。
オートバイが5,6台、バギー車が3台、マウンテンバイクが4台。ここはオフロードの人気コース。

下って570mの分岐。ここを左に曲がって、銭函天狗岳方面へ。
この林道はさすがに手入れそれなりで、路面中央には草、両脇の笹がせり出し。
登り坂からトラバースの道へ。登山者パーティに遭遇。本日初の自力歩行者。
その中に、偶然にもこちらの同行者と知合の方いが。再会に和気あいあいで情報交換。
この後が下りの道、大きくジグを切り、別の林道に合流して右へ。
さらに合流の道を進んで、ようやく銭函桂岡方面からの草に覆われた林道に合流。428m地点。
このあたりは湿地的な一帯。春にはどのような植物が見られるのか、気になるところ。
右折して銭函天狗岳への斜面トラバースの道。草が生え落ち葉が積もるが、登るにつれ土面が露出。
ようやくに、天狗岳手前広場に到着。ここで天狗岳の岩崖を見ながら、昼食タイムを取りました。


砕石場出発7:45 林道終点8:45 伐開の林道跡到着9:45 ブル道の偵察へ10:15 林道に戻る10:40 奥手稲東峰10:55  銭函天狗岳方面分岐11:50 天狗岳手前広場12:35

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