白水川では以前、山菜取りの方が渡渉中に流され、死亡事故が起きています。
時期的にはまだ早いところですが、今回も2組に遭遇。
本日は全員つぼ足、リュックにカンジキを背負うかどうかは個人判断。
体重の重い軽いと、先頭を歩くか否かで判断が分かれる程度の雪質。
実際、踏み抜きは僅か、足首程度の沈み込みが2割前後。早春の固雪はこんなもの。
林道を遡り、見当をつけたあたりに、期待した作業道跡はなし。
そのかわり、迫力ある雪崩跡、雪塊に土が付き、全層雪崩。これも春の証。
かなり手前には、斜面を登る作業道跡があったが、GPSに気を取られ見逃し。
なお、これは787Pへ続く尾根にあるので、複雑そうで良否は不明。
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現実は、さらに砂防ダムの先まで進んで、地図で点線の端、林道が川に流されている地点から尾根取り付き。
最初の登り10mが急斜面、緊張。Mさんが先導。雪質も味方して、何とか登り切り。
この後も急斜面は続く、が、角度は最初ほどでなく順調。
すぐに、作業道跡が出現。延々と繋がって、台地近くまで。多分、重機は上から下ってきた。
尾根を登るほど、白水川対岸の展望が開け。続いて、無意根山、烏帽子・百松・神威など出現。
登り切るあたりから送電鉄塔が、沢源頭を挟んだ向いに。針路はその一つ先の鉄塔へ。
三角点「薄別」はさらに300mほど先の林の中。少しばかり開けた場所。測量の痕跡を捜したが不明。
時間はまだ早く、それでは薄別川林道方面を展望したく、送電線伐開路を南へ。
ここで、スノーシューらしき足跡あり、でも、よく見ると歩幅広く、爪の跡が付いている。
これは相当に大きなヒグマ。昨晩から早朝のもの。途中の浅い沢形から東方向へ下っている様子。
南方向の様子ですが、感じ、谷の切れ込みは深くない、機会があれば、ヒグマ冬眠期に横断を楽しめそうです。