ここから夏道は左右に大きくトラバースした後、錦トンネル方面へ。でもラッセルがきつそう。
で直登、ラッセルの浅そうな斜面を探しつつ高度を上げます。
斜面は下部が人工林すぐに自然林。いずれも木立の密度濃く、急斜面でも安心感。
汗をかいて、やっとのこと、尾根上に、この先は斜度緩し。
ちなみに、錦トンネル方面を見下ろすと登り易そう。駐車場所があれば、冬はこちらが良。
夕日岳山頂までの尾根には東側に雪庇が発達、西に寄りつつ尾根歩き。
寄ったほうがクラストしてラッセルなし、ただし中途半端なクラストでモナカ。踏み抜き頻発。
山頂到着。立派な頂上看板が雪面から頭を出しております。
立派な株立ちの通せんぼが目印。右折した後の下りは木立が濃く、一瞬、先行き不安になる。
でもすぐに歩き易く。枝がうるさいのが難で、極楽尾根歩きとはいかないが、順調。
枯枝を透して三角点「一の沢」までの稜線が良く見えます。
アップダウンを繰り返した尾根は一旦広がって複雑地形に。
ここで右手の深雪斜面に取り付き。
斜面の先に稜線が奥夕日岳へと繋がっています。
この稜線横から見ると雪庇が発達し、厳しそうですが、現実は楽な登り。
ただし、徐々に斜度がきつくなって、とうとう岩峰が出現。大きく行く手を阻む。
これ以上進むとすれば、右手の急斜面をトラバースですが、斜度は激しく急で、踏み込めば雪が崩れ落ちそうな程。
それほどのリスクを冒すモチベーションはなく、本日はここで引き返し。
別のルートからのアプローチに期待します。