山田峰の記録    09 01 04


札幌岳定山渓登山口から三等三角点「山田峰」を往復しました。

当初の心積もりは林道から尾根。でもラッセルが深い。
そこで、しっかり踏み跡のついている登山道へ。足の運びが格段に軽い。
足元は歩くスキーの改造品。靴は金具に合う細い鉄棒を廃棄予定登山靴に縛りつけたもの。
Uボルトをアイゼン代りに取り付けたのが効いて登山道では登坂対応可能。
ところが、林間の藪の中では一転、Uボルトが効かずにお荷物でした。

登山道は本流の渡渉2箇所。夏道の橋利用でスキーでも問題なし。
沢の渡渉1ヶ所。以前苦労の記憶から比較すると、苦労なく通過。
登山道から林道へ。ここからラッセル。雪は締り気味で、それ程深くなく順調。
すぐに尾根へ取り付き。ここからが大変、直登など論外。ジグザグでだましだまし。
それも斜度が上がると無理となりカンジキに履き替え。スキーを担いでみなさんを追いかける。
この斜面、密植のエゾ松と藪にスキーが当たり進路妨害。スピードダウン。

やっとのこと625mピークに到着、ここで、スキーをデポ。
事前の地図読みではここから先、緩くてある程度、広い尾根を想像。
でも、現実は痩せ尾根あり。しかも濃い藪。
特に1ヶ所、痩せ尾根にエゾ松若木密集の地帯には参った。
雪面は地面に積もった雪ではなく枝の上の雪。
危険回避で大きく迂回。ここの一進一退で時間も大きくロス。
細尾根が終わると急傾斜。登り切って900mピーク。やれやれ。
ここまでは大変。この尾根は避けるのが賢明でした。

900mピークから960mピークまでは今迄がウソのような、快適な林間スノーウォーキング。
登り切って、昼食タイム。丁度、天候回復。札幌岳方面稜線の大展望。
このピークはオススメ。登り甲斐あり。ただし、ルート選定はくれぐれも慎重に。

昼食後、三角点「山田峰」へ。風が強まってきたが、基本的には極楽尾根歩き。
こちらも南から西方面が切り立って展望良好。さすが三角点。気分晴ればれでした。


出発8:00 林道9:00 林間9:30 625mP10:10 900mP11:40 960mP12:05 (昼食15分) 山田峰12:35 
960mP12:55 900mP13:10 625mP13:40 林道13:55 登山道14:10 帰着14:50

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