鞍馬越の記録    08 12 28


中山峠からポン山の予定でしたが、麓の穏やかな天候からは思いもよらない猛吹雪。
視界不良で道路が見えない、ハザードランプを点滅してのノロノロ運転で引き返し。
簾舞川林道へ、意外にも市内中心部より積雪が少ない。
それでも最終人家より先は除雪なく進行は無理でここから歩き始め。
天候は中山峠の状況がウソのように穏やか、多少の風と小雪はありますが。

林道ゲートは200mくらい手前に位置変更。
以前はゲート前だった土地は造成中。学習の森林の看板標識が取り残され。
森林管理署の施設でも作るのでしょうか。
歩いていて、まず目に飛び込んでくるのは兜岩、荒々しくそびえ立っています。
兜岩は地図から想像すると、簾舞川を渡渉して回り込み、裏からなら登れそう。
で、川の様子を偵察、今の積雪でも何とか渡れるくらい。
林道が川から離れる地点まで歩けば、水流は細く大丈夫。
なお今回、そこまでは轍の跡があり順調に到着
また、途中の砂防ダムには流下する水が作る見事なツララの壁が。

林道が尾根への登りにかかる地点からは、完全自力のラッセル。
でも、表面粉雪もその下の隠れたモナカ雪も薄い。埋まるのは2,30cm
登って、開けた沢源頭に到着。四阿「つつじ庵」とトイレ。
ここの場所、林道が入り組んでいて迷い易い。目印は木製看板「ポイント9へ」
「ポイント9」の道を登って尾根上の道。
尾根上の道はゆるやかな登りで曲がりくねりながら南東方向へ。周囲は人工林。

やっと、真簾峠との分岐に到着。
ここで、スノーモービルの跡。常盤から入り万計沼方向へ進入しています。
ここからは、スノーモービルに踏まれた跡を歩くことになり、足元は軽快に。
その代わり、標高が上がって、風が強く。
さらに道が西斜面に出て、落葉した自然林の中となり、風当たりは強く雪を舞い上げ、冬山の様相。
それでも着衣増加の必要まではなく、順調に歩いて万計沼への分岐。
万計沼方向はゲートがありますがスノーモビルは開錠して通過の形跡あり。
またゲート脇に土留めしたり雪など盛り上げて通過の跡も。
真簾沼・万計沼間にはスノーモービルの跡が縦横ですが、ここが入り口か。

この後はそれ程時間がかからず、昼前に「鞍馬越」到着。
昼食は丁度良く風下になれる場所があり。それでも体が冷えそうで早々に切り上げ。
下りは歩くスキーの威力でスピードアップ。林道歩きだけならダントツにすぐれもの。
スノーシューの方も健脚で、予想外に早い時間の麓到着でした。


最終人家出発9:15 河畔から斜面9:55 四阿10:20 真簾峠分岐11:05 鞍馬越11:50(昼食15分) 真簾峠分岐12:35 河畔13:05 帰着13:40

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