狭薄沢の記録    08 07 27 


狭薄山西斜面を定山湖に下っている沢です。
文献では簡単な沢ということで歩いてみました。
まずは、国道230号線定山渓トンネルを中山峠方向へ抜けすぐの左にある「豊平川林道」へ。
林道は砂利道ながら、通行量多いため、踏まれて固くなり、舗装道路のよう。
本日快晴ながら、風の通りが良く、木陰も多く、汗まみれにはならずに下り。
下りきって、十字路交差点。広い土場には太い丸太の山が2つ。
左の「豊平川右岸林道」へ。突き当たって右が「豊平峡大橋」。
橋の手前車3台駐車。橋の上、椅子に座って野鳥観察1名。橋の下釣竿4本。
橋の周囲を飛び回っている小鳥の群れは「イワツバメ」とのこと。
写真撮影を試みましたが、飛行速度が早くて無理。

橋を渡り、すぐ右の林道跡へ。草に埋もれているが、車通行の痕跡は有。
進む程に草深く、倒木の先は車通行不可能で、背丈を越える濃い草薮に。
ダニ防止で杖を叩き付けつつ前進。
途中から、沢のすぐ脇の道となり、どこからでも入渓可能。多分そちらの方が快適。
林道跡終点から入渓、沢幅が細く、岩には苔が付き、暴れ沢ではないことが判る。
ただし、踏まれた跡があちこちにあり、これから先、苔がはがれていく懸念は大。
水深は浅く、ほとんど膝まで、流れの中央をジャブジャブ歩くのも爽快そう。
今回は沢初心者が同行、ルートは丁寧を心がけ。無茶は次回へ。

順調に遡行して滝出現。見た目、直登出来そう。
でも左の斜面の藪が薄く、踏まれた痕跡もあり。そちらを伝うと簡単に滝の上。
この先に滑床、気持ちのいいジャブジャブ歩き。でも数十mで終わり。
ここで、本日の遡行終了。「狭薄沢林道」には届きませんでしたが大いに満足で下りました。
なお、この沢、人の気配が少なく、両岸に藪が接近で見通しが悪い。
ヒグマ対策の大きな鈴またはホイッスル必携でしょう。

昼食は定山渓大橋のたもとのダケカンバ木立の中。
風が通り、虫が無く、狭薄沢の河口が見えて爽快。
温泉は定山渓の「山水」。空いておりこちらも快適でした。


ゲート出発8:05 大橋8:55 入渓9:20 滝10:30 引返10:40 滝10:50 沢終了林道へ11:30 大橋11:55(昼食)12:30 ゲート帰着13:25

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