沼の沢林道(薄別川)の記録    08 06 15 


2万5千分の1地図には薄別川上流から白水川を経て、無意根山登山道の宝来小屋に抜ける林道が記載されています。
この道(沼の沢林道)を歩こうと無意根大橋から林道を遡りました。
天気予報は曇り、実態は快晴、こんな日は林道よりは展望の利く山道向きと少し後悔。
林道は車の往来が多い印象で、路面良好。ただし、落石数ヵ所、1m級もあり。崩落で狭くなったところ1箇所。
陽射しはきついが、道はおおむね木陰で快適。
花は地味、エゾワサビ、ノウゴウイチゴ、ポツリポツリとハクサンチドリ。少数派でノビネチドリ、サンカヨウ。

先行者1名、山菜目的のようで、すぐに林道脇への足跡。
最初の分岐。右に「沼の沢林道」の標識。入っていくと少しずつ植生が豊かに。
ミズバショウの沢地を通過。林道はカーブを繰り返して送電線の下へ。
木立が伐開され、見晴らし良好。定山湖西岸の山の上に札幌岳と狭薄山が頭をのぞかせ。
通過すると林間の日陰の道、山菜の状態を見ながら歩いていると、突然エゾライチョウの親子。
ヒナは道端の草叢へヨチヨチ、あわててカメラを出すと、親鳥がオトリの行動。
この間あせってシャッターを押すが、作動遅い。それでも、不鮮明ながら写真が一枚撮れました。

さらに奥地へ進むと分岐点。直進の枝林道は草藪に埋没。右の本線は路面露出、こちらへ。
この本線。少々進んだ所、地図上905ポイント付近で崩壊。通行止。
崩壊上部へ登ってみましたが、地下水が浸み出しジクジク状態。
これが土砂崩れの原因と思われ、通行は危険。
この先へ行くためには、大きく迂回して藪を漕がねばならず。リタイアとなりました。
分岐点に戻って、草薮の枝林道を探査。こちらはすぐに行き止まり。
この枝林道で、落し物に気がつき、林道終点へ逆戻り。
戻ってみると、なんと、ボンゴ車が1台駐車。
崩壊上部で捜し回っていると、背後で、爆竹音。これは、タケノコ目当ての車?
そこまでしなくとも、よ〜く見れば、林道脇でもそれなりに頭を出しておりますよ。


出発7:30 沼の沢林道8:25 林道崩壊地点9:30 再度崩壊地点10:30 帰着12:10

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