白水川(沼の沢林道)の記録    08 06 22 


白水川上流部分の沢を歩こうと薄別から入りました。 真駒内から定山渓へ向かう道すがら、対向車線には機動隊の車両が赤色灯を回転させ列をなして、反対方向、市内中心部へ続々。
定山渓の街に入りスピードダウンですれ違う時確認したナンバープレートには、名古屋、広島。
洞爺湖サミット本番もだいぶ近くなり、応援部隊も大幅増加です。
薄別の国道脇駐車スペースに5台。進んで林道ゲートの前には3台。横に駐車。
ゲートの内側には山菜採りの車が1台。6時に入った時の鍵を取替えられ、出られないと、大騒ぎ。
なお、我々が帰着した時には、何らかの解決はあったようで、車は無くなってました。

「危険のため通行禁止」の割りには路面状況は良好。側溝工事も最近なされた様子。
登山口への林道でこれほど立派なものはそうない。車両通行の解禁が待たれます。
道端の風景は単調、時折、タニウツギ、ハクサンチドリがあるくらい。
延々歩いて宝来小屋と登山口。通行止の縄と注意書「登山路が崩落」。
帰りに会った人の話では、テラス直下の壁の部分が崩落とのこと。
でも、ロープがあるので登れるとのこと。
この注意書のせいで、白水川方面に迷い込んだ人、私共が会っただけで、本日5名。
森林管理署は説明不足。可能性は低いですが。道に迷い遭難騒ぎになることも考えられる。

林道は駐車場を過ぎ、すぐに草被り。ちょっと歩いて、崩落箇所。
崩落箇所を渡った先、しばらく柳が被り、下草、蕗が伸び、荒れ放題。
そのうち高度が上がり、尾根上に近づくと乾燥のため草木の勢いが削がれ、路面が明瞭に。
ただし所々に、小規模土砂崩れの跡。
やがて、小さな砂利の広場で、峠。ここから砂利がザクザクの下り。地下足袋には応えます。
草被り、土砂崩れなど通過して、白水川。残雪解けで水量は多い。
そのまま通過して、その先を偵察、土砂崩れ現場も歩行可能。この調子なら、先週の崩落地点まで歩けそう。
ここで引返し、ちょっと下ってバッタリと登山者3名、注意書きに惑わされここまで、迷い込んだもの。

川まで戻って入渓。すぐ小さな滑床。あとしばらくは普通の沢。水量少なくどこでも歩ける。ただし冷たい。
今回目立ったのは黄色の花、ジイヨウキスミレ、シナノキンバイ、ミゾホオズキ、ウコンウツギ。
小滝2個通過。濡れることなし。
3つ目はシャワークライミング。巻きの踏み跡なし。気温低く、水を浴びる元気なし。ここでリタイア。
標高1,000mくらい。今回、まずは川への挨拶。で引き揚げ。
温泉は定山渓の「山水」。露天風呂にはペア2組。女性はお揃いのタンクトップの入浴衣。
とうとう、ホテル側が貸し出す時代になってしまいました。


出発7:50 宝来小屋9:05 林道引返し10:10 白水川入渓10:20 沢引返し10:40 宝来小屋12:50 帰着14:05

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