やがて、観音沢林道は右岸に渡り、山中へ。ここは直進、枝林道に入り川を遡ります。
枝林道は300mくらいで左岸の山中へ。ここも沢筋の廃止旧林道へ入りさらに沢を遡り。
道の入口は潅木の藪密集で倒木あり、突入する気分。進むと潅木は減ってくるが、倒木が所々ある放置された道。地図では点線で描かれています。
ただ、積雪期の歩行は可能。実際、スキー、スノーシューの跡も見て取れます。
道は300mくらい遡って右岸の山中、登って観音沢林道から枝分れした林道に合流。
ここの標高でも、切り土面は所々雪解けの土手で枯れ草の間からフキノトウが頭を出し。
見晴らしも良くなり、陽春の快適山歩で気分は上々。
標高が640mで、林道終点。というより、多分雪崩で埋もれて道が不明。
位置的にも西峰直下に近い。おかしいと思い引き返し。
廃止旧林道がジグを切っている尾根は地図より1本東でしょう。
戻って林間斜面に。斜度はきつくなく、つぼ足も埋まらず、時々スキー跡も見られルートは正しいと確信。
登りきって、砥石山西峰から南西に伸びる主尾根の直下に出ます。ここは小規模なカール状態。
カール壁はあちこち雪が切れ、どこを登るかしばし検討。右手に取り付き。
斜度が急な分積雪は薄い、気温も上昇、日射も蓄積。
雪の厚そうなところを選って進むも、地面登りをあちこちで強いられる。踏み抜きも要注意。
尾根上に登ってやれやれ、この先は楽勝の尾根歩きで第一目標の西峰へ。
西峰はゆるい台地、でも市街地方面に木立がなく、展望良好。撮影タイム。
続いて、砥石山北西峰、登りも下りも緩く、夏道のあるピーク。
第二目標の「ワレ山」へ。
ワレ山とのコルは開けて展望良好の場所。ここでも市街地を眺望。ビル群もはっきり見て取れます。
コルからの登りは最後だけきつい。狭くて急。でも僅か。
登りきって、イチイに囲まれた山頂。でもまだ先が。
リュックを置いて先端へ、こちらのほうが展望は良い。百松沢山方面が良く見て取れ、先日登った東峯・「百砥展望」も眼下に確認。
当初目的達成でしたが、予想外に時間は早い。砥石山に登ったことのない方がおり、それではと本峰へ。
本峰手前は本日一番の細尾根。要注意。山頂到着して、無人、昼食タイム。
本日は、広い山塊を我々が独占してしまったようです。
下りは順調。春の恵みフキノトウに少々時間を採られました。
山を歩こう
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札幌山歩(さっぽろさんぽ)
ゆったり山歩で自然と仲間