山頂は平坦の先ながら、南側が切り立った笹の急斜面の上。札幌岳〜空沼岳の展望良好。
あたりを探しましたが、三角点は雪の下なのか不明。
時間は8時50分。ここで帰るのはあまりにも早い。でも、持参した地図は東中山だけ。
取りあえず、北方向へ緩い斜面を下り。旧国道へ出てみよう。
ところが、緩い下りの途中で林道(作業道又はブル道)に遭遇。この道に振り回された。
林道を下って、目立つ岩峰のピークを木立を透して確認。幸にもGPSに三角点「庚申草」が入っていた。
目視確認とGPSを頼りにほぼ直進。「庚申草」を目指します。
一旦旧国道を横断、そのまま林間へ。帰ってからの地図検討では庚申草方面林道分岐の相当に南でした。
林間といってもこちらは、平坦地。針葉樹が散在し湿原の様相です。
送電線跡を通過、小川に遭遇。雪解け水で結構な水量。しっかりと雪に埋まっている場所まで遡り。
渡って引き続き直線的に雪上歩き。沢の流れは入り組んでいるが、起伏は浅い。
水面が出ている場所は僅か。水流は水たまり的。笹が密集して雪に押さえ込まれている様子ながら、湿原の雰囲気。
その水の中にはミズバショウの蕾、もうすぐ笹が立ち上がって通行不能、笹藪に囲まれた水たまりで人知れず花が咲く。
登りの傾斜がついてきて、周囲の木立も山地のものに変化。たどり着いた先は岩峰の下。ちょっとした広場。
岩伝いに上って。頂上。切り立って見晴らしはいいがちょっと怖い。
進んで左手に一枚岩。上に人工物。西側に展望が開けて、喜茂別岳〜無意根岳方面が一望。
さらに進んで三角点。こちらは東側、札幌岳方面の展望台。標石も確認できました。
写真撮影の後は、岩峰の下広場に戻って昼食タイム。見晴らし良好。
本日は今金町などで、道内初の夏日を記録したほどのポカポカ陽気。標高900m、雪の上ながら,Tシャツ2枚で寒くない。
ちょっとのんびり。気持ちのいいひとときでした。
帰りは雪上歩きの利点で、ほぼ直線的に南方向、カンジキは履かずに済ませて旧国道。
ここからの30分が長かった。陽射しが強く暑い。顔に塗った日焼け止が汗に溶け目が痛い。ヒートアップしたせいか足が重い。
夏山シーズンが近づいてきました。
帰りは無意根大橋の袂で「庚申草」を確認、迫力あり。見上げて満足。
温泉は定山渓「山水」露天風呂をアベックが事実上占領。内湯で我慢。
バスタオル着用なのだから、男性が入口で番兵役は止めて欲しい。
女性が縦横に動き回らなければ、棲み分けできるはず。
山を歩こう
市内の山歩
札幌山歩(さっぽろさんぽ)
ゆったり山歩で自然と仲間