東峯・百砥展望の記録    08 03 16 
(百砥展望:HP限定ニックネーム:百松沢山南峰砥石山間稜線上の展望の良い740mピーク)

百松沢川林道から、尾根に取付き、尾根伝いに百松沢山南峰と砥石山の間の稜線へ、稜線を東進して740mピークと三角点「東峯」を周回しました。
林道入口の駐車場には先客の車が2台、渓流釣。
このところの暖気とはいえ、朝はそれなりに寒い、林道の雪は固まって、つぼ足でも大丈夫。
天気は良好、太陽が照りつけ、紫外線対策は欠かせない季節に。
林道の周囲は雪解けが進行、土手では土が出て水が流れ、春の様相。
神威岳への登山道分岐を通過直進、林道は崖からパラパラと足元に落石も、景色は良好。
途中には百松沢山、烏帽子岳、神威岳の絶景ポイントがあります。
神威岳登山口へ向かう烏帽子岳林道分岐、伐採木置場も通過、つぼ足で順調に、目指す尾根への林道分岐の橋が右に。
橋を渡り、尾根脇の林道を少々歩いてから、尾根に取り付きました。

斜面は急、日陰のため、つぼ足でなんとかごまかしながらの登り。時折、踏み抜き。
とうとう、登り途中でカンジキ装着。これで足元向上。それでも、積雪が薄く、倒木の脇など度々踏み抜き。
汗をかきかき、急斜面の林中、踏み抜かなさそうなルートを見極めながらようやく尾根の上。
枯れ枝を透かして展望が好転、でも斜度は急、534mピークまではまだひと登り。
倒木が次々、乗り越えが大変。陽が当たって雪は軟化、雪の下に隠れた空洞は多数、一歩毎に慎重に。
534mピークではまだ余裕が、同行の方の同意を得て、もう少し頑張るか!。

ここから702mピークまではもっと大変、倒木、地面の露出、急斜面、ニセピークと小さなアップダウンも次々。
地図の等高線から期待した尾根幅はなし、結構細い、ただ両サイドの立ち木が救い。
フィールドアスレチックのように出てくる難関を、全身を使い次々クリア。これはこれで、面白い。
702mピークを一気に通過、700m肩まで到着。本日のスタミナはこれまでか。
でも、展望はさらに向上、この先の尾根は平坦で楽そう、何より倒木が少ない。
ここで引き返しかと半分あきらめていましたが、意欲が湧いてきて、さらに進むことに。

実際、気持ちに余裕の出る尾根歩き。
やがて目指す740mピーク「百砥展望」が出現。なかなかにカッコイイ。
百松沢山南峰と砥石山の間の稜線到着。細いダケカンバが伸びる穏やかな平坦尾根。
そこから立ち上がる、多少雪庇気味の細尾根を登って「百砥展望」山頂へ。
立ち木を透かしてではあるものの、絶景の展望台。
砥石・百松・烏帽子・神威は迫力のアップ、恵庭、無意根、手稲、石狩湾の向うに暑寒別、隣は樺戸、手前に札幌市街。
しばし夢中で撮影タイム、ここまで来て良かった。
一息ついて、展望の中での昼食としました。


下って、砥石側の肩、木のない斜面、展望が広がって、夕張山系が出現

その横、うっすらと十勝連峰と大雪山。

斜面に木はないながら積雪は安定で一気に下り、この後は林の中、小ピークをひとつ越して林の下り、コルからはいくらかの登りで三角点「東峯」。
山頂には新しそうなピンクのテープ。同好の士はいるものと感心。
それではと、こちらも赤い布テープを木の枝に。またの再開を楽しみに、下山の途につきました。

一旦戻り、「百砥展望」東中腹小ピークから伸びている尾根を下ります。
目指すは百松沢川林道から分岐しこの谷を周回する林道。
雪の固そうなところを選り、倒木を避け、尾根の先端をと心掛けて、延々とひたすら下り。
谷へ下った先は作業道、その直前、最後の止めの両足踏み抜き、腕と頭だけが雪上。本日は難コースでした。
作業道はすぐに、林道に接続、林道は足元安定、斜面にはフキノトウもあちらこちら。
ただし1箇所、崖から崩れた石で狭くなった場所あり。ここは恐るおそる通過。
あとはうららかな早春の林道歩きで、百松沢川林道到着。
ここで、緊張の糸が切れたか、刺激への感受性が麻痺したか、疲労が溜まったか、この後、林道歩きの長かったこと。


林道入口出発7:45 烏帽子岳林道分岐8:30 (百松沢川林道から枝林道へ)尾根取付き8:50 534mピーク9:50 702mピーク11:00 百砥展望12:00  百砥展望下山12:30 東峯12:50 尾根より作業道13:30 作業道より林道13:40 枝林道から百松沢川林道へ14:25  烏帽子岳林道分岐14:40 林道入口帰着15:30

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