盤渓山の記録    08 03 20 


円山公園駅からの「ばんけいバス」利用で盤渓山 に登りました。
バスはスキー場・炭火焼肉・テニスコートの順に停車します。スキー場前で下車。
スキー場は営業前の準備・スノーモービルが走り回り、安全パトロールがコース確認の滑走。
8時30分には早くも、中央のリフトが営業開始。
管理者にとがめられないよう、林の中、コースの脇などを選ってウェストコース終点へ。
リフト終点の監視員が到着する前に場内通過、やれやれ。

ここから林道へ降りる旧林道コースは昨年調査済み。
気持ちに余裕が出て、周囲を見回し、綿毛の出た春の新芽を発見。
気温は暖かく、雪が軟化、カンジキは埋まり気味。
林道は足跡など人間の痕跡なく、雪の固そうな部分を選って前進。
左手の山が低くなったところで、三菱山と盤渓山のコルと判断し斜面取り付き。
コルに上がり少し進んで小ピーク、測量の標識が残っています。
三菱山方面からの足跡に遭遇、雪面踏み抜きが緩和できるとそれを辿るが、時折ズブリ、雪は軟い。
この後は勾配が緩く、左右は枯れ枝を通して景色が見通し、気持ちのいい尾根歩き。
ここまでなら歩くスキーでも来れそう。

勾配がきつくなって登った先が福井えん堤からの尾根との合流点。
この先、尾根には雪庇が現れ、ルートの傾斜は緩急を繰り返し。稜線歩きとなり、ニセピークも次々と。
盤渓市民の森方向の尾根と合流、足跡が増加、スキーの跡も1本。
最後の傾斜は格段に急、立木の密度は濃く、踏み抜きが多発、ここはがんばり所。
山頂は飛び出る感覚、細い稜線で、札幌市街方面が切れ落ち、絶景が展開。
山奥の低山ながら名前を付けられている理由はこれなのかと感心。市内では屈指の展望台です。

山頂は反対側からの方々が下山した直後で無人。足跡から多人数だったことが判ります。
そちらへ行ってみましたが、成る程、こちらのほうが良さそう。
妙福寺の脇をかすめて山頂南側から回り込むルート。
ただし、妙福寺へのバス利用は真駒内駅発で430円、地下鉄乗り継ぎは効きません。
結論は自家用車で盤渓市民の森駐車場利用がベスト。

下りはさらに気温上昇で雪が軟化、登りで踏み固めた跡でも踏み抜き多発。
こういう、状況でのカンジキはちょっとつらい。
そうはいいつつも、順調に下って林道。
営業中のスキー場を歩くのは、監視員からクレームを受けそうと、スキー場を回避して林道を直進。
下った先は、盤渓リサイクルセンター。構内道路を歩いて、市道へ。
出口には鎖ゲートと私道進入禁止の看板。車での乗り入れは無理でしょう。
市道には歩道がなく、車が走行する脇を脇を歩いてバス停へ。
帰りのバスでは窓から、クマゲラが木を突いているところを発見、人目の多い場所なのに平気なのかと驚きました。


円山公園駅バス発車8:10 盤渓スキー場ロッジ脇出発8:40 ウエストコース終点9:00 林道より林間へ9:40 盤渓山山頂11:10 下山開始11:40 林道12:25 盤渓リサイクルセンター13:00 盤渓バス停留所13:30 バス発車13:43

山を歩こう           市内の山歩

札幌山歩(さっぽろさんぽ) ゆったり山歩で自然と仲間



inserted by FC2 system