小川峰の記録    08 02 24


前日は今季最高の積雪量の吹雪、本日も国道274で車が埋まる事態。
この天候では除雪不完全かと心配しましたが、運よく道路脇に駐車可能。
今回の目標は小川峰、無意根山から定山渓へ延びる尾根の途中にあります。
この尾根上の881ピークから北へ下る送電線が2本、白井川支流の滝の沢川右岸にある支尾根に沿って並行しており、その下を登れば迷うことはないとの目論見です。
白井川を渡ったすぐの林道を、鉱さい堆積場直下から東側送電線方向へ。
昨日来の吹雪のせいか、雪は深く、先頭のラッセルの方は腰近くまで沈み込み。
一方、前回の元服山での歩くスキー失敗のリベンジで、がっしり固定に改良した歩くスキーながら、装着に手間取り、遅れて最後尾を付いていきます。

林道はやがて滝の沢川の河原への下り、でもその手前に滝の沢川左岸を遡る作業道があり、こちらへ右折、これが不正解。
滝の沢川の渡渉はたいしたことはないだろうとの予測が甘かった。
左岸の作業道を、西側送電線直下まで、そこで右岸へ渡りこむため河原へ。
河原へ降りる場所の探査、3m程度の崖ながら、これに手こずり、時間と体力を大幅にロス。
渡渉はスノーブリッジが分厚く、なんとか通過。
でも、川原から上がる段差も相当にしんどかった。

斜面を登り切って、右岸の西側送電線の直下。
伐開された送電線ルートは強風が粉雪を舞い上げ、敬遠。
2本の送電線の間の林間は風も弱まり、快適でここをラッセル。
といっても、歩くスキーに付けたアイゼン代わりのUボルトは深い粉雪を噛めず、ちょっとした傾斜でもズルズル後退。 スノーシューとの差は歴然でした。
標高550m。地図には無い林道に遭遇ここからは林道を歩くことに。
林道なりに歩いて標高610m、送電線路を横切る谷の手前で休憩に良さそうな窪地を発見。
吹雪は止みそうになく、ここで昼食タイムとしました。
なお小川峰へは、林道を最後まで歩かず、標高580mで谷開口部へ下るべきです。

下りもスノーシューは順調。歩くスキーは足元不安定で付いていくのがやっと。
それでも、なんとか、登りの時に滝の沢川河原から上がってきた分岐点へ。
ここからは、登りルートから外れ林道をラッセルで下ることに。
この林道下りでは歩くスキーが威力発揮。
平坦地や下りのラッセルではスノーシューより有利を実感。粉雪を切り裂く感覚。
下りきって林道の橋。川の通過は楽。そして安全。
小川峰へ登る場合は、この橋を渡って、とりあえず東側の送電線路へ上がるのが正解です。


出発8:00 滝の沢川渡渉9:15 右岸西側送電線9:40 標高610m谷手前11:15 下山開始11:50 分岐ラッセル開始12:20 林道橋12:50 帰着13:20

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