林道はやがて滝の沢川の河原への下り、でもその手前に滝の沢川左岸を遡る作業道があり、こちらへ右折、これが不正解。
滝の沢川の渡渉はたいしたことはないだろうとの予測が甘かった。
左岸の作業道を、西側送電線直下まで、そこで右岸へ渡りこむため河原へ。
河原へ降りる場所の探査、3m程度の崖ながら、これに手こずり、時間と体力を大幅にロス。
渡渉はスノーブリッジが分厚く、なんとか通過。
でも、川原から上がる段差も相当にしんどかった。
斜面を登り切って、右岸の西側送電線の直下。
伐開された送電線ルートは強風が粉雪を舞い上げ、敬遠。
2本の送電線の間の林間は風も弱まり、快適でここをラッセル。
といっても、歩くスキーに付けたアイゼン代わりのUボルトは深い粉雪を噛めず、ちょっとした傾斜でもズルズル後退。
スノーシューとの差は歴然でした。
標高550m。地図には無い林道に遭遇ここからは林道を歩くことに。
林道なりに歩いて標高610m、送電線路を横切る谷の手前で休憩に良さそうな窪地を発見。
吹雪は止みそうになく、ここで昼食タイムとしました。
なお小川峰へは、林道を最後まで歩かず、標高580mで谷開口部へ下るべきです。
下りもスノーシューは順調。歩くスキーは足元不安定で付いていくのがやっと。
それでも、なんとか、登りの時に滝の沢川河原から上がってきた分岐点へ。
ここからは、登りルートから外れ林道をラッセルで下ることに。
この林道下りでは歩くスキーが威力発揮。
平坦地や下りのラッセルではスノーシューより有利を実感。粉雪を切り裂く感覚。
下りきって林道の橋。川の通過は楽。そして安全。
小川峰へ登る場合は、この橋を渡って、とりあえず東側の送電線路へ上がるのが正解です。
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