手稲峰(手稲山北東尾根)の記録    08 01 14

当初駐車を予定した道路脇は、除雪車が寄せた固い雪塊の山でパス。
進んで、テイネ千尺スキー場(閉鎖中)の脇に駐車可能スペースがあり、そこから登りました。
まず、ロッジの前を通過、建物は荒れてひどい状態。
駐車場だった空地を横切って、三樽別川へ。
水流はあるものの、岩の上の雪を伝って渡渉可能、対岸の登りが少々きつい。
渡った先はキャンプ場。通り抜けて尾根斜面取り付き。
50m程の斜面を登り切ると尾根の上、この先しばらくは平坦に近い尾根歩き。

雪はさほど深くはないもののモナカ雪、スノーシューは威力発揮。
メンバー中ただ1人のカンジキ(管理人)は最後尾ながら度々踏み抜き。
雪景色の中、順調に手稲峰斜面に到着。

斜面取り付いて、まもなく手強い急斜面が出現。
岩峰群の下、50mくらいではあるが、頑張ると雪が落ちて地面が露出、ずるずる下がる。
スタミナと時間を消耗。大変な目に会いました。
ここでスノーシューを脱いだ方のうち、カンジキに履き変えた方2名。
スノーシューの直登力は山スキーに勝るも、カンジキにはかなわないことを実感しました。

岩峰の間に上がってしまえば、急斜度ながら積雪は安定。あとは何とかなります。
この後は延々と急な細尾根。それでも岩峰群の下に比べれば、どうということなし。
天気も好転、展望も雪景色も最高で、疲労を忘れてしまうほど。
登りきって稜線。札幌市街地中心部も藻岩など山々の展望も良し。
ところが、この稜線も細い。傾斜はさほどではないが岩肌露出が3ヶ所。慎重さが必要。
辿り着いた手稲峰には、低木(エゾアジサイ?)に赤テープ。三角点標識は雪の下で不明。
その先に穏やかな林間斜面があり、ここで昼食としました。

当初の目標はネオパラ山でしたが、行程の遅れから協議の末断念。
またの楽しみに取って置くことに。
予想外の事態で昼食は短めに済まし、早々に下山開始。
下りは順調。あの登りは何だったのか。あっという間の下山でした。
このコース、面白く魅力的ですが、初心者にはお勧め出来ない難コースです。
話が逆ですが、手稲峰へ行きたければ、ハイランドスキー場からネオパラ経由で往復するのが正解でしょう。


出発8:15 キャンプ場8:40 平坦尾根9:05 手稲峰斜面9:30 岩峰群通過10:45 稜線12:10 手稲峰三角点12:30 下山開始12:55 岩峰群13:30 帰着14:10



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