境岳・風来山(中山峠)の記録    07 12 16


中山峠手前の林道歩きの予定でしたが、道路脇の斜面は積雪が深く、笹も倒れている様子です。
それではと境岳と東中山に目標を変更。峠で北側の公共駐車場に右折。
駐車場には、既にスノーモービル搭載の車が多数。出発前の調整なのかエンジンを噴かしたりなど。
彼らが出る前に開発局建物の脇の林道を北方向へ出発。
林道ではつぼ足でも膝程度しか埋まらず前進可能。粉雪の下はスノーモービルが乗った圧雪。
頃合いを見計らって、右手斜面取り付き。
こちらの粉雪は深く、竹製カンジキでも腰まで埋まり、つぼ足の方がここでリタイア。
カンジキでの深雪は手強く、登りのペースはカタツムリ的。
途中、スノーシューの方にラッセル交代。膝程度まで浮き、道具の優劣を納得。
それでも、歩みはノロノロ、尾根に上がってGPSを見ると、境岳まではまだ1km以上。

突然、エンジン音、新雪を巻き上げてスノーモービル2台が目の前を横切って行きます。
行先は境岳方面、走行跡は圧雪され歩き易く、これを辿って前進。速度アップ。
雪がパラつき、風が強く厚い雲が流れる天気、疎林の中は、笹の大半が倒れ、冬の山歩き。
やがて木立ちが薄くなって、境岳三角点のすぐそばに。
走行跡を外れ、雪原をラッセル、GPS上の三角点に到着。

時間はまだ早く、それではと走行跡に戻って、疎林の中を東中山方面へ。
やがて視界が開け、送電線跡地に到着、広い伐開跡が延々と続いています。
吹雪気味の天候ながら、緩い斜面を登りきって(風来山979mピーク)そばまで、送電線は方向転換。
ここでスノーモービル走行跡は大きくカーブ。喜茂別岳方面へ。
とりあえず、風来山までラッセル、本日2つ目のピーク。
東中山へはこのまま直進ですが、前方の視界は悪く、東中山はおろか旧国道も雪幕で視界不良。
強風で顔面・手先が痛冷たく、この先、往復は難儀しそう。
次への楽しみを残して、引き返すことにしました。

下りは順調でしたが、境岳を通過するころから、皮肉にも天気が回復。
時折、青空が現れたり、陽が照ったり。樹氷が青空をバックに輝く瞬間も堪能。
天気好転を待って出発したのか、この頃になって、スノーモービルが続々通過して行きます。
最後は、喜茂別岳もはっきり見える状態で、ちょっと残念の帰着でした。


中山峠出発8:55 境岳9:50 979m峰10:25 中山峠11:30

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