真簾峠・鞍馬越の記録    07 12 02

常盤から林道伝いに万計沼まで往復しました。
国道支笏湖線から空沼岳登山口方向へ右折、真駒内スキー場(西武系)前を通過。
スキー場の建物は撤去され閑散とした景色。
いくらも走行しないで道路右側に林道入口。ゲート開放なので車のまま林道へ。
林道は一登り、二登りで、薄い積雪状態。水溜りも氷結に移行。慎重運転が必要。
等高線状に、曲がりくねった道を延々と藤野富士南斜面中腹まで。
安全運転も限界近く、駐車できる広さの場所があったところで走行終了。
ここから、薄い積雪の林道歩き開始。
切り土斜面の場所には落石が散見。時折現れる砂利面にはキャタビラの跡。
以前歩いた林道との合流点を通過して、すぐに藤野富士と651m峰のコル。
なお、藤野富士斜面笹藪の上に雪はなく、雪上山歩にはまだまだ。

真簾峠を通過。すぐ右手には地図にない林道分岐が。
オカバルシ川の林道が延長して接続されたものでしょうか。次回の宿題です。
少々進んで、簾舞からの林道との合流点は左折空沼岳方面へ。
積雪は足首程度まで深くなるも、車の轍があり、歩行は楽。
道は空沼岳から北へ延びる尾根の西斜面を南下。
木立の間からは盤の沢山が大きく見え。烏帽子・百松も確認。

風が冷たく、山シャツだけでは汗もなし。手が冷たくてオーバーミトンを取り出し手袋は3重。
スパイクピン付長靴の中は靴下2枚。寒さで指が痛く、防寒長靴の方がよかった。
でも、雪の下に隠れている氷のツルツルにはスパイクピンが有効。
切り土の土手には5cm以上、ビッグサイズの霜柱。本日の寒さを目で実感。
歩いた先は左右の二股、左の上がる道へ。なお、右の下る道は地図上は西御料川沿いに簾舞へ戻る道。
緩い登り坂の上、東側の展望が開けて「鞍馬越」。やや広い土場の周囲は貫禄のある大木が何本も。

この先の登りは「ヒヨドリ坂」。道幅が狭く、路肩が切れ落ち、傾斜もあり、恐怖運転の道。
この辺から雪は一段と深く。膝のレベル。ただ、轍のおかげでラッセルは不要。
傾斜が急な分見晴らしは良くなり、南幌から島松あたり碁盤目の農地が遠望できます。
登り切って933.5m峰の横。計画では登頂を目論んだ三角点。
しかしながら、笹薮は雪に押さえられておらず、斜面を登るのは無理。
時間も早く、それでは万計沼へ。
人気のない雪の林道歩き、冬山の感触を味わいつつの山行きです。
傾斜はほとんどないものの、見込み以上に時間がかかって沼到着。

昼食はジンギスカン。肉とたまねぎを調達し背負ってくれたYさんには感謝。
携帯コンロの火力を一杯に上げてフライパンを暖めます。
なお、野菜から出た残り汁を新聞紙に吸い取り持ち帰ってくれたMさんにも感謝。
二人のおかげで山上の豪華ランチが楽しめました。


駐車場所出発8:20 真簾峠9:00 鞍馬越10:00 万計沼11:00 出発12:10 鞍馬越12:50 真簾峠13:40 駐車場所帰着14:20

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