烏帽子岳の記録    07 10 14 


紅葉を期待して、百松沢林道ゲートからの神威岳コースを経由して登りました。
国道を右折、百松橋を渡ると、紅葉が川面に映えており、期待が高まります。
林道ゲート前には車2台。キノコ採りが1台。
もう1台は若者4人パーティ。烏帽子山頂直下で擦れ違い。
このコースまずは林道歩き。周囲の紅葉はちらほら程度。
木立の間から見える砥山ダム湖の湖岸も同様、湖面に水鳥の波跡が。

天気予報は曇時々晴一時雨。そのとおりも、雨は一時的にパラパラで実害なし。
良く整備された林道も、昨夜の雨で水溜まりがあちこち。
2本あるコンクリート橋の上の水溜まりには難儀しました。
迂回路も路面良好。倒木数ヶ所。20分くらいで林道へ。
百松沢川の支流に沿った林道は植生の環境良好20分程度で登山口。
登山道はさらに支流に沿って人工林の中。
右側の沢斜面は自然林が残存で紅葉が進行中。
時折、対岸の紅葉斜面が透けて見えます。

枝沢が出て来て、ここはロープ場の難所。渡って少々進んでから尾根斜面への登り。
人工林の中、目を走らせますが、ラクヨウらしきキノコはなし。
名前の判らないキノコは各種多様。
このあたりで単独者が追い抜いて行きました。

尾根地形が明確になるにつれ、自然林の様相が顕著に。紅葉も今が盛り。
登って、第一休憩所。展望悪く通過。
この後も斜度はあり、相当に登って、第二休憩所。単独者と再会。
その先は、ちょっと一息、平地散歩的にダケカンバの白と紅葉のコラボレーションを楽しめます。
笹と疎林の斜面から緩いピークへ、この辺り倒木が目立ちます。

下りへかかると滑り易い危険ヶ所。笹の下はおそらく崖。要注意。
見晴しのいいコルが巌望台。いよいよ神威岳が真近に。
ここだけポツンの笹斜面を通過して、神威岳直下の急登。
紅葉は見事ながら、落葉した木もちらほら見えてきます。

一汗かいて、ロープ場を通過すると分岐。烏帽子方面へ下ります。
下りは意外に急、倒木もあり転倒注意。どんどん下ります。
時折、百松から砥石への紅葉尾根斜面とその上に市街地の展望が開け、来て良かった。
コル平地部分は歩き易いも、道は不明瞭、倒木もあり、初心者単独には不適。
烏帽子の登りは神威より穏やか、そうはいっても高低差200m以上。

今年も刈分け手入れされた様子の登り坂を岩場へ、さらに第二岩場まで、その先は刈分けなし。
笹が伸び放題ながら、密集した笹の葉の下の踏み跡は明確。
掻き分け、覗けば道は判別可能。三角点へ、足元を確認しながら進みます。
頂上は笹に囲まれ展望悪し。三角点タッチで展望の良い岩場へ戻り昼食タイム。
神威の岩峰が目前、札幌近郊の山々を展望しながら美味しくいただきました。

下りでは神威にちょっと寄り道。曇りながら雨の気配もなく順調。
山中は独占状態。出会ったのは、ゲート付近でオートバイが1台だけでした。
温泉は小金湯温泉「まつの湯」。パークホテルが休業中では混雑。
一方、黄金湯温泉旅館の跡地は建設工事が始まっていました。
何が出来るんでしょう。


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ゲート出発8:00 登山口9:00 巌望台10:35 神威岳分岐11:10 烏帽子岳山頂12:30 下山開始13:10 神威岳分岐14:07 神威岳山頂14:10 巌望台14:35 登山口15:55 ゲート帰着16:45

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