ヒクタ峰  と(滑り澤) 07 05 05 


四ツ峰トンネルから朝里方面最初の橋の脇、滑沢川の林道から入りました。
冬期間休日は満車状態が多い印象のゲート前ですが、遅い時間に到着も先着1台。多分山菜。
林道を入ってすぐ、右手の大木に、小さな鳥居があり、先人と山神に今回の無事を祈念。合掌。
薄く残る足跡に沿い、林道は最小限で、すぐに尾根に取り付きました。

雪は薄くまだらに残り、地面を踏むこともある状態。曇り時々晴れのポカポカ陽気。
少々汗をかきつつ斜面を登り切ると林道が出現。
ちょとしらけましたが、下りの偵察で距離は大きく振り回されることが分り、正しい時間短縮。
その先、尾根左下にブル道跡を発見、利用させてもらいました。

それも終り、尾根に上がって枝の間を透かして景色を楽しみながら登ります。
早くも定天V峰が独特の風貌を見せ、山頂からの展望を期待させます。
その先、873.3m峰(滑り澤)の稜線へ上がると痩せ尾根、右に藪が露れ、左の雪庇状残雪を歩くのは大丈夫かの不安。
下に木があるところは歩き、木が見えないところは藪歩きとしました。
(下りにトラバースから見上げた観察では安定している様子)








873.3m峰(滑り澤)への最後の登りは急。頂上は露出して、中央に三角点があります。
見上げると岳樺の枝には木材を加工した測量用らしき物が引っ掛ってありました。

ヒクタ峰へは一旦下り、まず狭い尾根を登ります。
ここの藪では、一時、滞留時間を採りました。
やがて、ヒクタ峰稜線への取り付き斜面、キックステップ多用の斜面でした。
稜線へ上がると、さらに景色は良く、曇りながら適度の風もあり、充実の山行です。
定天V峰の話をしながらルートを観察、来年の楽しみが増えました。

斜面がちょっときつくなり、先端に岩峰、上がってみると自然の芸術という印象の立派なもの。
ここからは、もう楽に頂上まで行け、峰風さんの標識を確認しました。
その先に岩峰が2つあり、先端へ行って景色を見ようしましたが、藪が出ており足場不安状態。
さらに、雲がかかって来て、霧中となり、第2岩峰へはあきらめました。

戻って風を避け弱いところで昼食、フリースジャケットを着込みましたが、指先が冷たくなる状態。
それ程長居はしなかったのですが、真冬のように指が痛くなってしまいました。

下りは順調にどんどん下って、873.3m峰はトラバース、ここも快適です。
ところが、登りの足跡を見逃して、北へ行き過ぎ、気付いてからGPSを頼りに軌道修正。 尾根を1本戻りました。
林道まで降りて、時間もあり林道がどう繋がっているか偵察です。
しかしながら、停滞時間を採ってしまい、コースタイムにどの程度のロスか結論は出ませんでした。
なお、カンジキは背負いましたが、使いませんでした。
温泉は例によって黄金湯温泉。
ゆっくり入らせてもらいましたが、5月中に閉鎖の張り紙に気付き、がっかりでした。


ゲート前より出発 08:50
873.3m峰 10:30
ヒクタ峰山頂 11:40
林道到着 14:00
下山 14:40



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