野牛山・野中山の記録(ラルマナイ滝から)    07 03 31 


ラルマナイ滝の駐車場は除雪されており、トイレも使用可能でした。
先行者は1名、自衛隊スキーを使って林道歩きを楽しんでおります。
滝の沢林道(2687m)を詰めから対岸への橋を渡り別の林道を下って戻るとのことでした。
我々は林道途中から作業道(滝の沢迂回線5380m)に入り、つづら折りで尾根上へ上がります。

道はぬかるようになり、つぼ足で歩いていた方々は、途中でカンジキ・スノーシューを着けました。
私の歩くスキーは快調に登れます。
ただし、ボロボロスニーカーに鉄棒を縛り付けた、にわか仕立てスキー靴なので、無理は禁物。
尾根の上に出ると一気に見晴しが良くなり、木の枝を透かしておなじみの山々が望めます。
紋別・イチャンコッペ・恵庭・漁・空沼・札幌岳などです。

尾根上は狭く、とても車が通れるとは思えないくらい。
それもしばらくすると、緩やかに広がり、ダケカンバの大木に囲まれた快適な雪上山歩道になります。
ここまでの尾根道がこのコースの核心部でしょう。
春に歩いても、気持のいい場所だろうと思います。

1時間くらいで、昨年秋に引返した場所に出ました。
丁度尾根が合わさる広くて独特の景色の場所です。
その先はまだ若い(20年ほど)松の人工林が、野牛山滝の沢連絡線2030mとの接続点まで続きます。
接続点から道は西斜面の尾根下となり、右に尾根,左に山々を見ながら進みます。

道が谷へ下り始めるところで尾根に取り付きました。
ここからが大変、木立は密度が濃く、スキーの長さが邪魔に。
右のスキーにアイゼン代りに取付けたUボルトのが外れ、片翼運転。
さらにが右靴の外側部が破れ力をかける足が飛び出し、力がかけられません。
ストック、枝掴みで体力消耗いたしました。
なんとか、皆さんについて野中山山頂上到着、千歳からの単独登山の方と挨拶を交わしました。
頂上横には落雷で焼けたイチイに説明書が着いていました。
昼食タイムの時間、空身のつぼ足、かけ足で野牛山まで往復しました。
こちらの山頂は木が密集する単なるピークでした。
頂上直下に百葉箱が2個朽ち果ててあり、どういう経緯だったのでしょうか。

なお下りの林の中及び林道急斜面は道具の不備から、つぼ足を多用しましたが、ぬかって大変でした。


ラルマナイ滝駐車場出発    09:05
野中山山頂           11:50
野牛山山頂           12:00
野中山山頂           12:05
ラルマナイ滝駐車場      14:10



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