砥石山の記録    06 07 01

今回は八垂別の滝からの中の沢コースを5人で登りました。
いつも一人で来ているおり、道が判り難く迷ってばかりだったのに、前日はアプローチの確認をさぼってしましました。
いつものとおり、道に迷い、あちこちうろうろしてなんとか入口を見つけました。
中途半端に、偶然の結果として、上手くいってしまい、多分また「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ような気がします。
先客の車は2台駐車です。
山中で何人かに追い抜かれましたが、この山にしてはやけに人口密度の低い状態でした。

小川に沿う道は草が元気に生い茂り、春の花はもう終っていました。
威勢良く堂々と咲いているのはエゾニュウとオニアザミ,その他マイヅルソウやスダヤクシュ、オオアマドコロなどが咲いておりました。
中でも。今回の主役はサイハイランで道端では色鮮やかに一際目立っております。

一方、サンカヨウはもう青い実を熟させていました。シラネアオイの実はまだ小粒でこれから展開する準備段階です。
気温は初夏的ながら、木立が太陽光を遮り、小川の水音がBGMで水たまりも僅かと、虫が少々うるさいのを除けば快適な山歩道です。
稜線の小林峠分岐へ登る斜面あたりから、暑さがきつくなりました。
分岐の腰掛用丸太・平石のところで一時休憩をとりました。
稜線歩きは風がなかったのですが、暑さに参るほどではありません。
その道で小林峠コースを往復で下山途中の山の仲間に会いました。

ゆるい傾斜はだんだんきつくなり汗をかきかき登り切ったところが三角山です。
街の展望は砥石山よりこちらが勝ります。
大きく下って開けた笹原に出ます。手前の唐松群とセットで人間の手を感じさせる場所です。
キツリフネが咲いているものと期待していましたが花は見当たりませんでした。
その先は登りの連続で偽ピークを2つ3つ越して、吊尾根を渡ったところが頂上です。
途中出会った山の仲間Sさんの話のとおり周囲の木が以前の半分くらいに斬られていました。
そのため、紋別から烏帽子まで見通しが良くなってはおりました。
アゲハチョウが5,6羽舞っており夏の気分です。

下りの急傾斜は乾いておりそれほど危険は感じませんでした。
山道では思っていたより大柄のつぼみをつけたクルマユリ数本確認しました。
小川沿いの道では羽の一部が茶色のとんぼに出会いました。
背の高いコウライナンテンショウの群れもあり、豊かな自然を感じました。
「行ったことがないので」という希望者がおり、日帰り入浴は石山の「ゆ、ゆうらんど」です。
600円とちょっと高めですが、空いており洗い場など快適でした。
なお脱衣場はロッカータイプで混雑時には行きたくない印象です。
浴室は地下にありますが、通路入り口がちょっと判りにくいので注意です。

登山口出発 8:55
山頂       11:30
下山       14:00


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