市内の山歩
小漁山の記録
06 04 30
漁岳経由で登りました。
安全確実第一と考えましたが、ロングコースで疲労がたまる山行でした。
漁岳に向う林道は固雪に埋まっておりました。
林道入口には既に1台止まっておりました。
私共のためにスペースを空けてくれ、もう1台停めさせてもらいました。
私の車は道路脇に停めました。
その後、車が2台来ましたが、その方々と私共のメンバーが偶然知り合いでした。
そのうち一人ですが、昨年の樽前山で私と一緒だった方もおりました。
雪が適度に固いのでつぼ足で登りました。
林道から尾根へ登り、漁岳の急斜面まで概ね順調でした。
カンジキはなくとも沈むことはあまりありませんでした。(時々ちょっと沈みました。)
ただ、先頭を歩いたのですが、いつもより4,5Kg荷物を軽くしていたせいか、気がせいたためか、ペースが速いとの指摘を受けました。
天候は霧的な雲がかかっている状態でしたが除々に上から晴れてきました。
主尾根の先あたりから展望が良くなり、小漁山・恵庭岳がくっきりと見えました。
漁岳の頂上直下の急斜面は気温のせいで雪が軟く順調に登れました。
漁岳の頂上からの見晴らしは最高で余市・無意根・羊蹄・樽前・紋別など一望できました。
山頂で他の方々と別れ、いよいよ未知のルートです。
まずは緩やかなハイマツ帯斜面を時折足を踏み抜きながら、だましだまし進みます。
もう降りてもいいころかなと見当をつけて下がると2・30m程度の短い斜面に出ました。
ハイ松群のすぐ脇に細かい亀裂が入っておりましたが、雪崩ることはないだろうと尻滑りで一気に降りました。
その先はずっと平らな雪面です。崖から付かず離れずの位置をつぼ足で進みます。
私は竹の歩きにくいワカンでしたので、埋まりながら歩きましたが、今思うと、アルミワカン、スノーシューの方には装着してもらった方がよかったのではと反省しております。
馬の背あたりから天気がだんだん怪しくなり、視界が悪くなってきました。
1200m台地あたりからは視界20mくらいでしょうか、濃霧に近い状態です。
GPSで頂上とおぼしき場所まで行きましたが、標識もリボンも見えません。
100mくらい先まで行きましたが、山頂の確定はできませんでした。
帰りはほぼ往路の足跡をたどって進みました。一部登りでオコタンペ湖側の亀裂にニアミスした場所だけは迂回しました。
霧の中、漁岳に戻ったときはほっといたしました。
漁岳からは、一人何度も往復の経験した方がおり先行するということで、2組に分かれて下りました。
今回は、初めてのことですが、HPを見て参加の方と御一緒しました。
健脚の方だったので良かったのですが、もし、脚力のない方であれば、トラブルも考えられるコースです。
今年に入ってからでは一番の難コースであることを事前説明すべきだったと、反省しました。
林道入口山歩開始 7:35
漁岳山頂 10:30
小漁山山頂 12:30
漁岳山頂 14:00
林道終点帰着 16:05
(駒岡保養センター日帰り入浴400円)
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