南岳 05 04
豊羽鉱山から取付こうと、作業所の敷地を偵察しました。
2m以上の雪の壁の前に、煙筒が横に走っており、
アクロバット状態で登る困難さと、鉱山ヘの迷惑を考え断念しました。
2週前、先行の方から、豊羽の道路の一番奥から続く林道について、
雪崩斜面を通っていて危険という情報を聞いておりましたので、
30分くらい余計に歩く覚悟で、車で戻って湯の沢の向いにある橋を渡り、
林道を登ることにし、豊羽から撤退しました。
最初、地図で見ると、林道が大回りしているようなので、
ショートカットしようと斜面に取付きました。
地形は複雑に切れ込んでおり、傾斜の急なところを登ったりで、
林道にたどり着くまで、かえって疲労を蓄積しました。
林道を2・300m歩き、緩斜面の林の中に入りました。
しばらくは木立の密度が濃く、段段ときつくなる斜面を登りました。
前日から強風が吹き荒れており、山の上が心配だったので、
出発の時、稜線に出てから様子を見ようと打ち合わせておりました。
稜線に出て、最初のピークのあたりは吹雪状態ではなかったので、
そのまま、ゆるやかな稜線を歩きました。
木立はまばらで起伏がゆったりとして、
天気がよければ最高のスノーハイキングコースだと思いました。
ただし、あちこち縦横にスノーモービルの跡がついていました。
ということは、期待して行って騒音と排気ガスに、
がっかりさせられる可能性はあります。
風は強かったのですが、それ程不快ではなく、気持ちのいい山歩でした。
ゆるい斜面での大小のアップダウンを繰り返したましたが、
稜線が明確でなく、GPSを頼りに歩きました。
山頂はGPSで確認しなければ、通り過ぎるような緩いコブでした。
帰りは登り返しのため、途中までシールをつけてアップダウンしました。
シールを外してからはスピードアップで快調でしたが、
稜線下の部分は木が濃くて滑りにくかったです。
最後に、最初の林道への取付きの失敗をカバーしたく、
ショートカットルートを捜そうと,林道から外れて滑り降りましたが、
入り組んだ切れ込みと濃い木立で、ほぼ、くたびれもうけでした。
9:10 登山開始
11:40 山頂
12:10 下山開始
13:10 林道到着
13:25 山歩終了
黄金湯温泉