ひょうたん沼・札幌岳    05 10 30

豊滝の登山口から登りました。
林道から沢を横断して東方向へ尾根斜面の裏側に回り、さらに斜面を反対に西方向へ斜めに登り、尾根道です。
尾根道は小コブと傾斜が連続して5回程度繰り返します。
だんだん笹が濃くなり、笹の葉に溜まった融けかけている雪が服を濡らします。
最後の登りに入ってから、とうとうカッパを着ることにしました。
空沼岳への縦走路は笹刈りから年月も経っているし、昨年の台風18号の倒木もあるだろうし、本日の笹被りずぶ濡れ状態では、ひょうたん沼はとても無理で、札幌岳登頂がせいぜいかとあきらめ半分で登りました。
縦走路に出てみると案に相違して、笹が開いています。
これは行けそうとひょうたん沼へ向いました。
前回同様、足元が悪いところは多々ありましたが、笹がかぶっているところはほとんどありませんでした。
心配した、台風18号の倒木も通過可能な状態に枝切りされていました。
ひょうたん沼の周囲の紅葉は終了しておりました。

往路には時折陽が照ることもありましたが、沼で昼食の頃には曇りとなり寒さを感じ、手も冷えてきました。
笹や枝を掴むため皮の手袋が濡れてしまったせいでした。
毛糸の手袋はリュックにありましたが、面倒なので出さずに何とか持ちこたえました。
もう、オーバーミトンをリュックに入れておく季節になったようです。
復路では雪が舞いはじめ、ジャージも雪に濡れ、その水が下へ伝わって靴の中も濡れてしまいましが、さいわい、足は寒さを感じませんでした。
縦走路分岐に帰りつき、協議の結果札幌岳登頂へ向いました。
縦走路は開けていたのに札幌岳登山路は申訳程度の笹刈りで、雪を乗せた笹が被り、ジャージがどんどん濡れました。
山頂は遅い時間ということもあったのでしょうか無人でした。
コーヒーを一杯御馳走になり、早々に退散しました。
下りのころには幹や枝に付いた水が凍ってつるつる滑る危険な状態でした。
完全な氷点下よりこのくらいの時のほうが登山者にはきついのかもしれません。
上のほうは完全落葉状態でしたが、下へ行くほど、ところどころながら紅葉が現れてきます。
冬山直前模様の山行となりました。

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