毒矢峰
05 03 26
南岳を目指し豊羽の一番奥へ車を止めました。
その先の林道へ歩く準備をしていると、二人の方が帰ってきました。
話を聞くと、林道は樹木のない斜面を横切っているとのことで、
2つ目の樹木のない斜面で引き返したとのことでした。
(数日前までの暖気による固雪と昨日からの数十センチの降雪の条件です)
我々もこのコースはリタイアとし、毒矢峰に変更しました。
予てから調査・準備してありました。
まず、余市岳白井川コースの林道を歩き、
川が右股左股に分かれる場所の橋を渉ったところから尾根に取付きました。
湿り気のある新雪は30〜50センチくらいありました。
新雪の下は固い雪で、急斜面で踏ん張るとスキーが横すべりして、ミニ雪崩状態となりずり落ちてしまいます。
木立が密集しており、痩せ尾根と急斜面が連続して、体力を消耗しました。
小雪と晴れ間が交互する天気でしたが、頂上近くなるころ降り方が強まってきました。
頂上では一瞬晴れたのですが、すぐに風が強くなり吹雪状態となりました。
そこで、昼食を早めに済ませて早々に撤退しました。
深雪をラッセルしたため登りの踏み跡ははっきり残っていました。
春先の固雪をつぼ足で登るのに適した山でした。
9:30 登山開始
12:20 山頂
14:15 山歩終了
定山渓温泉