三角点「能宇延平」(ノウエンタイラ) の記録    '220328


美笛峠の北2kmにある標高690.2m三等三角点の台地状の山。点名は「能宇延平」。
笛滝トンネル西出口から往復しました。

ルート

トンネル西出口にある電源施設横の駐車スペースに駐車。
その先に広い駐車場があるが、道路工事関係車両が使用中。
先客1台は白老岳。後続の1台もおそらく同じ山。

国道の向いの土手を上がると目の前は長流川の最上流部の谷。
川の左岸の林道に沿って上流方向へ向う。樹木が刈られ、開けた空間。
すぐに送電線路を横断、空間が開け、見通し良好だが天気はあいにく。
天候は、谷歩きの場面ではおおむね曇り、時折日が差したり、雪がチラチラだったり。

足元はアルミカンジキ。沈み込みは僅かだが、暖気のため、時折踏み抜き。
1.3kmほどで、谷は右へカーブだが、ここは直進し林間へ入り、台地下の斜面に取付き。
斜面はそれなりに急傾斜。下りでは尻滑りが可能だった。
登り切って歩き進むと、まもなく林間から雪原に出る。

雪原に出たタイミングで、風と雪が強くなる。視界がさえぎられ、ホワイトアウト状態。
なお、雪の当たりは強く、新雪に混じって、地表のザラメが巻き上がったものか。
帰路に、台地を下ってから振り返ると、暗く厚そうな雲が覆っており、地形要因のゲリラ悪天候?。
岩内湾から尻別川の谷を抜けて吹く強風のために湧いている黒雲と推測。

GPSにより、ホワイトアウト状態の雪原の中央、三角点に到着。 その位置に、ピンクテープを結んだ枝を2本確認。
こんなところでも、来る人はいるものなのだと、感心。
考えるに、吹雪のため不快な環境を歩いたが、
もし好天なら、見晴し良好な極上の雪上ウォーキングコースだと気が付いた、


出発9:25 林道終点付近9:55 台地10:20 山頂10:45 帰着11:45
三角点「能宇延平」(ノウエンタイラ)の風景動画(ユーチューブ投稿)へ
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