190511
定山渓天狗岳と小天狗岳の間にある標高772mの山。
道道95号線側から、送電線点検路歩きと藪漕ぎで登りました。
中天狗は東西２本の送電線に挟まれているが、藪漕ぎの短い西側の送電線点検路を登る。
道筋は、基本的に、尾根上につけられ、判りにくいところもあるが、概ね明瞭。
まだ雪解け直後なので、所々に倒木が残っているなど、今年の整備はこれからの様子。
足元には、まだ背丈は低いが新緑の草が成長っしつつある。
特に日当たりの良い場所には、春の草花が一斉に咲き出して、賑やか。
ヒメイチゲ・ノウゴウイチゴ・コキンバイ・カタクリ・シラネアオイなど。
送電線直下の樹木は伐開されているが、直下から外れていて林間の道となっている部分も多い。
林間歩きからでも、定天本峰は距離が近いので、枝を透かして目に入る。
標高520mの前後の尾根上の道は開かれた空間の道となって、南側の展望良好。
狭薄山・札幌岳・小川峯・無意根山・余市岳・定天などの山々が一望で気分の良い展望台。
送電線路が稜線乗り越しの最高地点の鉄塔まで来て、足元はきれいに狩り払われ、南側眼下に展望が開ける。
藤野の山・札幌岳などこちらも展望台。
鉄塔から先は藪漕ぎ。
笹はさほど太くなく、高さも人の背丈程度。手強くはあるが難敵ではない。
さらに、最後尾を歩き、楽をさせてもらった、感謝です。
山頂一帯は林間で笹薮に覆われ落ち着ける場所ではない。
木の幹の高い位置に「中天狗」の小さな標識あり。取付高さから、積雪2m前後の時のもの。
送電線路に戻って、さっぽろ湖方面の点検路をさらに奥へと偵察。
次回は湖岸の林道へ縦走してみたいものです。
出発7:40 稜線の鉄塔9:20 山頂9:50
風景写真
頂上の展望動画(ユーチューブ投稿)
報告へ
