一ノ峰 の記録    190331


豊平峡ダムへ向かう冷水トンネルの上には、地理院地図で標高706mのピークが載っている。
その北西170mには、同程度の標高のピーク「一ノ峰」がある。この2つのピークを巡りました。

豊平峡電気バス乗り場駐車場手前のゲートは冬期閉鎖中。その手前に駐車。
先客は4台。多分、札幌岳あるいはその手前の山田峰などと推測。
ゲートから道路を歩き、ヘアピンカーブの地点で、林間斜面に取り付いて尾根上へ。
尾根の上に出ると、林道跡らしき道筋が尾根上に付けられている。
しばらくは、その道なりに進む。なお、途中には「ゆとりの尾根」の標識あり。

一ノ峰直下の急傾斜尾根に取り付き、標高差約100mの登り。本日のメイン。
天候は曇、風はやや強く、手袋一枚では耐えられず、オーバーミトンを取出し。
雪面もサラサラ雪の沈みはあるが、寒気に締まって、軟雪での足元安定が無く、ちょっとスリル。
ただ、樹木がを縫ってのジグザグ登りが、困難を緩和。幹や枝を頼れば安心感をもらえる。
これは、登りより下りの場面での効果絶大で、恐怖を薄めてくれた。

一ノ峰の登り途中から、斜面トラバースして、一ノ峰をパス。先ずは、標高706mのピークへ向かう。
2つのピークをつなぐ吊り尾根に出て、その先は両側が切れ落ちた細尾根。
尾根上も左右斜面も樹木に覆われてはいるが、それでも迫力の有り様。
このあたり、冬枯れ枝を透かして、西方向に無意根山や定山渓天狗岳など確認。
なお東方向の「山之神」は今回一番目立つ。その右は山田峰の山ではないか。
左については、奥夕日岳から南に伸びて来ている尾根の上にある山々だろう、と判断した。

706mのピークに到着し、頂上は細長く狭い。 小さいながらちょっとしゃれた標識「七〇六峰」があった。
吊り尾根へ戻って、登りでパスした、一ノ峰へ、南側からなら、登りはさほどきつくない。
山頂は程よく広く、標識「一ノ峰」もあり、706mピークに比べ、いかにも山頂の雰囲気がある。
冬枯れ枝を透かして、「山之神」などの付近の山も確認。

下りでは、雪質が軟化。ストック2本使いにしたこともあり、急斜面でもさほど恐怖を感じず順調に下山できました。

出発9:40 七〇六峰10:50 一ノ峰11:05 下山11:10 帰着11:40
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