羊蹄山(真狩コース) の記録    180923


キャンプ場の手前にある舗装の駐車場は満車。
少し下がった砂利と雑草の第二駐車場らしき場所に駐車。
施設が整い快適そうなキャンプ場を抜け登山口へ。

笹藪に囲まれた道から人工林へ入り、まずは険しい急坂登り。
登り切ると、平坦に近い楽な歩きで、トドマツ人工林からシラカバなどの自然林に移行。
しばらくはゆったり歩ける緩い傾斜の登山道だが、斜面としてはどんどん急傾斜となっていく。
歩く道としては、ジグが切ってあり、緩い傾斜の歩きが多く、急坂の直登は少ない。
一方、路面には石、岩、木の根が多く、この山の他のコースに比べ歩きにくい。

ルートはアップダウンなく単純な登りなので、周囲の植生の垂直分布の変化が明瞭。
樹木は広葉樹の優勢な自然林からハイマツ、ダケカンバなど高山帯のものへ。
下草も、平地では圧倒的なチシマザサも背丈が低くなり、7合目を過ぎるとやがて消え、高山植物の世界になる。
チシマザサが無くなれば、展望が開けるはずだが、本日の羊蹄山の上部は雲のせいで霧の中。
時折、雲の切れ間がら見える平地には日光が当たり、晴れていることが判る。
羊蹄山に風が当たって雲が発生し、山の斜面まわりに貼り付いているものと推測。

8合目標高1590mまで登って、北西へ約400mトラバースする道。縦に崩れているガレ場を2ヶ所横断。
このトラバースで、ルートは避難小屋に接近。春ならば、小屋手前のお花畑を楽しむところだが、今回はそのまま前進。
1684mの細尾根からガレ場の登り、最後のハイマツと高山植物のジグを登って外輪山到着。
前日の天気予報では午後になるとPM2.5が北海道に襲来するので、屋外の激しい運動は避けるべきとの助言。
頂上に行くには外輪山を半周しなければならず、肺の損傷防止を言い訳にして、今回は外輪山で引き返しとしました。


駐車場出発7:25 5合目9:50 外輪山11:55 下山12:40 5合目14:15 帰着15:55
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