小喜茂別岳 の記録    180506


喜茂別岳の南にある標高970mの山。
喜茂別黒川の1本下流についた民有林林道「中岳線」から歩き出し、西斜面を登りました。

林道入口から雪上のつぼ足歩き。踏み抜きはほとんど無し。
道路上はまだらに雪解けが進行。比べれば、地面を歩くほうが負担なく楽。
標高550mあたりまで、一部地面が露出のところもあり、2週後の車乗り入れを期待。
標高590mの林道分岐まで整備良好の開けた林道。分岐から右の狭い林道へ入る。
こちらは樹木の倒れ込み多数で廃道に近い状態担ってしまった様子。

標高640mまで厚い積雪上を歩いて、黒川の反対側の土場に渡る橋に到着。
当初の目論見は橋を渡り、さらに大きな枝沢を南へ渡って南斜面に直結する尾根に取り付くつもり。
スノーブリッジは残っており、取り付き傾斜も手頃そうだが、大きな枝沢の深さは膝くらいはありそう。
多少の迂回は止むを得ずと、奥のブル道跡を上流方向へ、大きな枝沢の北岸に沿って偵察しつつの遡り。
標高680mで沢を渡る好適地があった。積雪量もたっぷりあり、当初予定の尾根にすんなりと乗る。

尾根上はダケカンバなどの大木が疎らな気持ちの良い空間。樹木の無い広い雪原も通過。
折悪しく、小雨がぱらつき出して、展望を遮るが、木立の間から、羊蹄山、尻別岳などを確認。
頂上台地下の南西斜面に取り付き、樹木の無い雪面が広がる。雪崩の起きる斜度ではなく、伐採によるものと推測。
」 台地の端、崖の縁には伐採を免れた、樹木が並んでいて、展望を遮っている。
足を軽く蹴り込んでの登りだが、キックステップというほどの強さは不要。その程度の斜度。

頂上台地に出て、薄い新雪を踏みつつ、緩い傾斜の雪原を最高地点へ。
台地の端のダケカンバの幹の高い位置に取り付けられている。
頂上では風が強く、小雨ながら着衣も濡れ、寒くなったので、ベストを取り換えカッパを着用。
小雨状態は、下山終了まで何とか持ったが、帰路車中の中山峠手前は本格降りでした。

出発8:20 林道分岐9:10 黒川の橋9:30 730m谷底9:55 山頂10:25 
下山10:40 730m谷底10:55 黒川の橋11:10 林道分岐11:30 帰着12:05
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