三角点:小舎上 の記録    181224


定山渓から朝里に向かう道々1号線の、朝里峠手前右手に標高787.7m三等三角点「小舎上」がある。
春香山定山渓コース登山口から登りました。

登山口の除雪範囲は例年より狭いが、先客は2台なので駐車に支障なし。
小樽内川沿いに進みたかったが、登山口すぐの左岸への橋を渡る手前で川岸へ下りるのは厳しい。
かといって、橋を渡ってしまえば、右岸へ戻る渡渉が厳しそう。
止む無く、河岸段丘の上に出て、道々1号線沿い地形なりに進んで、590m小ピークの尾根に取り付く流れに。
途中のどこかで、河岸平坦地に下れば、緩い尾根のルートを取れただろうが、それは次回の楽しみに。
590m小ピークはそれなりにきつさもある細尾根だが、スノーシューに慣れたメンバーにつき、すんなり通過。

本日の天気予報は曇。寒波襲来で風強く、地吹雪を覚悟していたが、現実は無風。陽が射し、青空が見えて肩透かし。
積雪は笹を押さえ付けるに充分な深さ。だが、沈み込みは足首程度で、先週からの暖気が下層の雪を固めている。
林間のルートのため、展望は貧弱、枯枝を透かして白井岳の西尾根の先端が目立つ程度。
590m小ピークを乗越してコルの平坦地から小舎上の斜面に取り付き。
一部急坂もあるが、ほとんどは緩斜面〜平坦の、シーズン初めの足慣らしに最適コース。
標高720m辺りが「小舎上」と751mPの分岐点。
左の751mP方向は気になるたたずまいだが、まずは右の「小舎上」方向へ進む。

平坦に近い歩きから頂上台地の縁の登り斜面にかけて、白樺林を通過。
太さが揃っているのは、根こそぎ伐採の後、植林せずに放置したため白樺が一斉に生えたせいと推測。
頂上台地に上がる頃、天気は曇り時々雪に変化。雪のパラつく中を歩き、台地上のやや盛上がった三角点到着。
GPSの示す位置には、灌木に黄色のテープ。これから積雪が深くなると、雪に埋もれてしまう。
本日クリスマスイブにつき、ちょっと離れた椴松の枝に赤と金の装飾テープを飾り付け。

帰路、気になっていた751mPへ、往復20分かけて、立ち寄ってみる。。
こちらの一帯は樹木の密度が薄く、見通しが効き、目指すピークは立ち上がって、頂上感がある。
ピーク直下には、標高差30mのパウダースノーの斜面が広がり、フワフワの下りを楽しめる。
山頂感不足を解消するには、好都合の立ち寄りでした。

出発8:50 590m小ピーク9:35 751mP分岐10:25 山頂10:45 下山11:00 590m小ピーク11:45 帰着12:05
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